オーストラリアの大規模火災に自衛隊が出動! 人間や自然、動物を守る姿に「ありがとう」の声
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行政「絶対に食べないで」 5月から増える注意喚起に「知らなかった」「家族に伝える!」毎年5月頃から被害が増加。行政や自治体が注意を呼び掛けています。

行政が『トングや箸』に注意を呼びかけ 内容に「盲点だった」「もっと広まって」過ごしやすい季節で、する人が増えるのがバーベキュー。青空の下、家族や友人とバーベキューグリルを囲んで食べる食事は、非日常感があって楽しいですよね。 しかし、生肉を扱うバーベキューだからこその注意点もあります。
2019年にオーストラリア南東部の森林で大規模な火災が発生し、2020年1月現在も火は消えていません。
この火災によってオーストラリアが誇る美しい森林が焼失し、コアラやカンガルーなどの森で生きる動物たちが命を失いました。
人的被害も出ており、亡くなった人やケガを負った人、避難を強いられた人も存在します。
航空自衛隊、オーストラリアの大規模火災を受け出動
2020年1月15日、オーストラリアの大規模火災を受け、防衛省は国際緊急援助活動として航空自衛隊の派遣を発表しました。
現地へ向かうのは、輸送機である2機のC-130。完全武装の空挺隊員64人を乗せることができます。
産経ニュースによると、80人の自衛隊員がC-130に搭乗し、愛知県の空自小牧基地からオーストラリアに出発したそうです。
こちらは航空自衛隊がFacebookに投稿した、自衛隊員が出発する姿をとらえた動画です。
自衛隊出動の報に対し、ネットからは「ケガなく帰ってきてください」「大好きなオーストラリアを守ってくれてありがとう!」といった声が上がっています。
派遣された自衛隊員は現地入りしている隊員8人と合流し、人員や物資の輸送にあたるとのこと。
多くの固有種が生息している、オーストラリアの森林。今回の火災によって絶滅を不安視する声も世界中から上がっています。
これは世界規模の問題といえます。自衛隊の派遣は現地の人たちを救うだけでなく、地球の自然を守ることにもつながるでしょう。
[文・構成/grape編集部]