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武漢からの帰国者を受け入れた『ホテル三日月』営業再開 寄せられた反応は…

By - grape編集部  公開:  更新:

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※ 写真はイメージ

2020年1月に、中国・武漢(ぶかん)市で発生し、世界中で猛威を振るっている、新型コロナウイルス感染症。

日本政府は、感染拡大を受けて、武漢市などに在留する日本人を帰国させるため、全日空のチャーター機を派遣。2020年1月29日には、その第1便が羽田空港に帰国しました。

第1便で帰国した日本人を一時滞在させたのは、千葉県にある『勝浦ホテル三日月』です。

ホテルには、1月29日以降、190人近い帰国者が滞在。

滞在時、帰国者たちは、原則部屋から出ることができませんでした。しかし、窓の外から見聞きする、地元住民たちの竹灯籠や和太鼓演奏による励ましを受けたといいます。

その間、客室の窓には、帰国者によってこんなメッセージを書いた貼り紙が貼られることも…。

帰国者滞在時、ホテル客室の窓にて貼られたメッセージ

勝浦の皆さま 応援ありがとう

産経ニュースによると、ホテルでは帰国者が退去後、客室だけでなく、彼らが使用していない大浴場や宴会場まで消毒作業を行ったとのこと。

そして、2020年3月1日。帰国者受け入れにより、停止していた営業をホテルが再開させると、県内外から予約が殺到したといいます。

従業員によると、県内外から予約があり、電話で「応援している」などの激励があった。

産経ニュース ーより引用

ネット上では、ホテル三日月に対し「頑張って!」「いつか泊まりに行きます」「こういう取り組みが世の中に広まってほしい」といった声が相次いでいます。

感染の疑いがある帰国者たちを受け入れるには、大きな勇気が必要だったに違いありません。

しかし、どこよりも先に彼らを受け入れ、不安をやわらげるために手厚いサービスを行ったホテル関係者と地域住民の行動は、多くの人に語り継がれることでしょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
産経ニュース

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