我が子のため、デザートを取りに行こうとした母親 その瞬間、ホテルスタッフが制止してきて?
公開: 更新:


値引きシールが貼られた海鮮丼、よく見ると? 「これは欲しい」北海道在住の咲来(@sakkurusan)さんは、千歳市にある道の駅『サーモンパーク千歳』で撮影した写真をXに投稿。北海道らしい光景に、うらやむ声が相次ぎました!

志望校に落ちた中学生 親が買ってきたケーキに「笑った」「逆に吹っ切れる」ナタク(@nataku18)さんは10年前、高校受験で第一志望校に受からず、挫折を味わいました。 目標に向けて努力してきたからこそ、結果が伴わなかった時のショックは大きかったでしょう。
- 出典
- @azusausagi
卵や小麦、甲殻類など、食物アレルギーを持つ人にとって、外出先での食事は気を使うものです。
味の好みではなく、そもそも食べられないとなると、行けるお店も選べる料理も選択肢が狭まります。
2人の男の子の母親である、あずさ兎(@azusausagi)さんは、次男に食物アレルギーがあるため、長野県茅野市にあるホテル『テラス蓼科リゾート&スパ』を利用した際、事前に確認をとることにしました。
次男の食物アレルギーを伝えた上で、当日は、専用のプレートを用意してもらえることになった、あずさ兎さん。
しかし、デザートのことまで考えておらず、宿泊当日になって、そのことに気付いたのでした。
食事はブッフェスタイルだったこともあり、長男がケーキを食べていたところ、その姿を次男はうらやましそうに見つめます。
フルーツなら食べられるかもしれないと、あずさ兎さんが席を立とうとした瞬間、ホテルのスタッフがやって来て、こう伝えたのでした。
「今日は楽にしてください」
その後、次男のもとに運ばれてきたのは、食物アレルギーに配慮した専用のデザートプレート。
伝えられていないことでも、ホテル側はしっかりと対応を考えてくれていたのでした。手厚い配慮に、涙したというあずさ兎さん。
何よりも、「子供を連れての旅行で、この言葉を言ってもらえたことが何より嬉しくて」とも語っています。
あずさ兎さんの一連の投稿には、さまざまなコメントが寄せられました。
・運ばれてきたデザートもだけど、何よりも「今日は楽にしてください」という言葉だよ。泣ける。
・「今日は楽にしてください」の言葉が、センスあるわ。
・素敵な気遣い。こんな対応されたら、すごく嬉しいですね。
旅先での時間に、日常を忘れリラックスを求める人もいます。
まだ幼い2人の我が子を育て、さらには食物アレルギーという、子供を育ててから初めて直面する事態に気を使う、あずさ兎さんにとって、ホテルの対応はそれこそ気持ちが楽になるものだったことでしょう。
旅先での思い出は、素敵であればあるほど、一生の宝物となります。
客一人ひとりがホテルでの時間をいかに楽しめるか、本物の『おもてなし』を教えてもらえた気持ちになりますね。
[文・構成/grape編集部]