ぬいぐるみがケガをした! 少女が警察に電話 すると駆け付けた警察官は?
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
アメリカ・コロラド州のフォート・コリンズ警察署に、1本の電話がかかってきました。しかし通信係が電話に出ると、すぐに切れてしまいます。
通信係は電話が発信された場所の住所を特定し、何かトラブルが起きていないかを確認するため警察官がその家に向かいました。
警察に電話したのは6歳の女の子
警察官が到着すると、家には6歳のナタリーちゃんと彼女の母親と祖母がいました。
母親の説明によると、彼女が見ていないところでナタリーちゃんが警察に電話をしてしまったのだそう。
理由は『ウサギのぬいぐるみがケガをしてしまったから』。
母親はナタリーちゃんに、通話ができない古いスマホをおもちゃとして渡していました。しかしそのスマホは緊急電話だけはつながる状態だったのです。
事情を聞いた警察官のデーンさんとジョシュさんは、ナタリーちゃんに「ウサギに何があったんだい?」と尋ねると彼女は「すり傷があるの」と答えます。
するとデーンさんたちは「じゃあバンドエイドを探そう」といい、ユニコーンの形のバンドエイドをぬいぐるみに貼ってあげました。
少女に警察の利用の仕方について教育
デーンさんたちはその後、ナタリーちゃんに警察にはどういう時に電話をするべきかを教えてあげました。
デーンさん「ナタリーちゃん、ウサギのぬいぐるみがケガをしても警察には電話しなくていいんだよ。
でももしきみやママがケガをしたら、もちろん僕たちに電話をするんだ。いいね?
ママやおばあちゃんが具合が悪い時にきみが911番に電話したら、電話の向こうの人に何が起きているのかを話すんだよ。分かったかい?」
フォート・コリンズ警察はFacebookにこの出来事の音声動画を投稿。
警察官たちとナタリーちゃんの微笑ましいやり取りを公開しつつ、警察の利用の仕方についても紹介しました。
・もしご家族がうっかり911に電話をしてしまったら、電話を切らずに通信係にそのことを伝えてください。
・通話の契約をしていない携帯電話でも緊急電話にはつながります。子供が使用する場合は機内モードに設定することを忘れずに。
・小さなお子さんに『緊急事態』の意味と、助けを呼ぶべき時について話しておいてください。
さらに追加として「すべての警察官がウサギのぬいぐるみの手当てができるわけではありません。そのような状況の時は裁縫の経験者に相談することをおすすめします」と書かれています。
きっとナタリーちゃんは「困った時は警察に電話しなさい」と教わっていたのでしょう。
ナタリーちゃんに優しく対応し、ぬいぐるみの『ケガの手当て』までしてあげた警察官たち。これはまさに神対応といえるでしょうね!
[文・構成/grape編集部]