国境封鎖で、日本人が足止め 協力申し出た台湾に「この恩は一生忘れない」
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2020年3月末時点、収束する気配が見えずにいる、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。海外では感染の拡大を防ぐため、国民の渡航を制限しているほか、国境を封鎖する国も出ています。
南米のペルーでも同月17日からコロナウイルスの対策として国境が封鎖され、日本人旅行者ら約260人が現地で足止めされる事態に。
しかし28日、在ペルー台湾代表部が手配したチャーター便により、足止めされていた260人のうち29人が出国できたことを、産経新聞が報じています。
また翌29日には、日本大使館が支援し、現地旅行代理店が手配したチャーター便も日本人約120人を乗せてペルーを出国しています。
日本の対台湾窓口機関である『日本台湾交流協会』は、今回の一件での台湾の協力に対し、Facebookを通じて感謝のコメントを送っています。
なお、台湾が手配したチャーター機には、日本人のほか、シンガポールやアメリカなどの外国人84人が搭乗したとのこと。
緊急時に協力を申し出た台湾の行いはネット上で話題を呼び、日本国内からは感謝の声が相次いで寄せられています。
・台湾と日本の友好は永遠に消えません。
・台湾のみなさん、ありがとうございます。
・この恩は、一生忘れません。
台湾は2011年の東日本大震災や2016年の熊本地震、2018年の平成30年7月豪雨などで多額の義援金を送ってくれました。
日本が困難な状況に立たされた時、いつも救いの手を差し伸べてくれる台湾。今回もまた、台湾の協力により多くの日本人が救われています。
台湾のみなさんに、心より感謝申し上げます。
[文・構成/grape編集部]