「盲点だった」「助かる」 聴覚障害を持つ人のために、21歳の大学生がマスクを開発
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ダイソーのイヤホンを見た客 配色に既視感をおぼえたワケに「全く同じことを考えた」メメタァ(@memetaa_kaeru)さんが、『ダイソー』に足を運んだ時のこと。ふと目に飛び込んできたワイヤレスイヤホンのカラーリングに、既視感をおぼえたといいます。何に似ていたのかは、メメタァさんのつづったコメントとともに、答え合わせをしてみてください!
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
世界で多数の感染者を出している新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。
感染予防のために、マスクを使用している人も多くいるでしょう。しかし、マスクの使用が増えたことによって困る人もいました。
聴覚障がい者でも使えるマスク
聴覚障害がある人の中には、相手の表情や唇の動きから情報を得てコミュニケーションをとる人もいるといいます。
ですが、マスクにより相手の顔の半分が隠れてしまうため、コミュニケーションをとることが難しくなってしまいました。
アメリカのケンタッキー州にある、イースタンケンタッキー大学に通う21歳のアシュリー・ローレンスさんは、聴覚障害のある人を助けるアイテムを開発。
地元のニュースメディア『LEX18』によると、アシュリーさんは、聴覚障害について学んでいるといいます。
アシュリーさんは、聴覚障害の人がマスクをしていてもコミュニケーションが取れるマスクを作ったのです。
このマスクなら、口元がプラスチック製の透明になっているため、マスクをしていても唇の動きが分かります。
マスクは、希望者がいれば無料で配布するとのこと。
またアシュリーさんは、プロジェクトを立ち上げてボランティアや、送料にあてる募金などを募っています。
【ネットの声】
・盲点だった。確かに口元が見えないと困るよね…。
・なるほど!表情も見えて素敵ですね。
・このアイディアはすごい!もっと情報が広がるといいな。
聴覚障害がある人からは「このマスクがあれば助かる」などの声も上がっていました。
コミュニケーションは生活する上で必要不可欠なものです。
このようなマスクが増えれば、しっかりとコロナウイルスの感染対策をしながら、コミュニケーションの壁をなくすことができるでしょう。
[文・構成/grape編集部]