がんで子宮を摘出した女性 退院後の生活に「ためになった」「考えさせられる」
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(C)岡田有希/講談社

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生理不順により訪れた病院で『子宮頸がん』が発覚した、漫画家の岡田有希さん。
がんの発見から入院、そして退院までの様子を、明るいタッチで描くエッセイ漫画『さよならしきゅう』は、多くの人に命の大切さや生きる喜びを考えさせるキッカケをもたらしました。
「他人事ではない」 33歳で子宮頸がんを診断された母親の告白が、胸を打つ
退院した岡田さんには、どんな生活が待っていたのでしょうか。闘病後の生活を描くエッセイ漫画『さよならしきゅう そのあと』から、1本のエピソードをご紹介します。
『さよならしきゅう そのあと』
(C)岡田有希/講談社
がんの治療時に、子宮を全摘出した岡田さん。治療の前までは、周囲からの「2人目はまだ?」という声に、プレッシャーを感じていたといいます。
しかし、治療後はそんな周囲の声が気にならなくなったのです。
もちろん感じ方は人それぞれですが、岡田さんにとっては育児が大変な中で周囲からプレッシャーをかけられることが、想像以上に苦しかったのでしょう。
とらえ方1つで、ものごとにはポジティブな側面もあるのだと気付かされますね。
岡田さんの作品を「もっと読みたい」という人は、こちらのエピソードもご覧ください!
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単行本『さよならしきゅう そのあと』が好評発売中!
今回ご紹介したエピソードも収録されている、単行本『さよならしきゅう そのあと』が、2020年10月7日に発売されました。
本書では、闘病を終えてからの岡田さんの心境や家族との触れ合いが描かれています。
興味のある人はぜひ手に取ってみてください。
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[文・構成/grape編集部]
(C)岡田有希/講談社