父親の『肺がん摘出手術』に立ち会った娘 『がんの本当の姿』の絵に、言葉を失う…

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

検査の結果、お父さんが肺がんに侵されていることが発覚した、娘のSandWichi(@sandwichiham)さん。

がんの大きさは3cm、ステージ1と診断されました。こちらが、娘さんが描いた、CT画像を再現したイラストです。

CT検査で肺を調べたところ、娘さんの目に映ったのはこのような状態。がんに侵された3cmが、白い点で映し出されていました。

一見、とても小さく見えるがん。CT画像を見て、ご家族は「これなら部分的に取れるのでは?」と思ったそうです。

しかし、医師はこういったそうです。

「上葉を摘出しましょう」

図のように、左側の肺は上葉(じょうよう)、下葉(かよう)の2つに分かれています。

医師は、がんに侵された部分を取り除くのではなく、上葉をまるごと摘出することを勧めたのです。

父の肺がん摘出手術で見た『がんの本当の姿』

お父さんの肺がん摘出手術に立ち会うことになった、娘さん。手術は無事に終わりました。

手術後、摘出した上葉を目にした娘さんは絶句します。そこには、予想もしなかった、『がん』の症状が広がっていたのです。

※摘出後の図は、分かりやすいようにがんに侵された部分のみを色づけてあります。

CT画像で見た『小さな点』とは異なり、紫がかった上葉をむしばむかのように、赤黒く広がっているがんの『本当の姿』。

がん周りの臓器がスクリュー状にねじれているのを見て、娘さんは「どうりで痛いはずだ」と思ったと話します。

また、お父さんは60代になるまでヘビースモーカーだったらしく、上葉は黒いすすのような汚れが広がっていたそうです。

また、娘さんは「信頼のおける病院を見つけて通うこと」を勧めています。

イラストを見て、衝撃を受けた人たち

自らが目撃したがんの恐ろしさを伝えるべく、イラストを投稿した娘さん。

がんについて詳しく知らなかった人や、身内ががんと闘病した人…多くの人から驚く声が寄せられています。

【ステージ1をなめていた、という声】

・親がステージ1のがんと知った時は「たいしたことないけど切除しとくか」くらいの気持ちでした。実際目の当たりにすると、とても大きくて驚いたのを覚えています。

・ステージ1でもここまでひどいとは…。改めて、がんの恐ろしさを思い知らされました。

【早期発見を呼びかける声】

・がんは本当に早期発見が大切です。自分の親も、「最近体調が悪い」というので病院に行ったらがんが発覚しました。

・父が病院嫌いで、体調が悪くてもなかなか受診しませんでした。そのせいで、帰らぬ人になりました…。

・いざという時のために、定期検診は受けたほうがいいと思います。早期発見で助かる命があるはず。

がんを早期発見するには

がん検診を受けるには、市区町村が実施するがん検診に申し込むのが1つの手です。

市区町村から郵送で届く案内か、ウェブサイトで予約することができます。『がん検診のお知らせ』という封筒が届いたことがある人は多いのではないでしょうか。

がん検診は『胃がん検診』『大腸がん検診』『肺がん検診』『乳がん検診』『子宮頸がん検診』の5種類。

異なったがん検診を一度に受けることができない場合は、何度か検診に訪れる必要があります。

上記の日本医師会ウェブサイトでは、各自治体のがん検診窓口について調べることができます。

自分や大切な人のため、しっかり検診を受けておきましょう。


[文・構成/grape編集部]

郵便局

郵便局で1円切手を買おうとした女性 局員からの助言に「知らなかった!」「私も欲しい」2024年10月1日に郵便料金が変更。もともと持っていた切手を使いたくて、1円切手を買いに郵便局を訪れると…。

洗濯機にお湯を注いでいる様子

洗濯は『お湯』がいいって本当? 事実に「マジか」「危ないところだった」洗濯槽のカビ対策にお湯を使いたい時はありませんか。お湯のほうが効果が高そうで…と思うかもしれませんが、実際の効果や適切な湯温について日本電機工業会が公式サイトで解説していました。ぜひ参考にしてみてください。

出典
@sandwichiham知っておきたいがん検診

Share Post LINE はてな コメント

page
top