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「1番いいたいことをいってくれた」 渡部の謝罪会見に対する、太田光の発言に共感の声

By - grape編集部  公開:  更新:

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2020年12月3日、お笑いコンビ『アンジャッシュ』の渡部建さんが、不倫騒動の謝罪会見を実施。

会見について、ネット上では「とにかく公の場で謝れてよかったのでは」「このタイミングで謝罪会見する意味が分からない」といった賛否の声が上がりました。

一方で、「周りの記者たちの好感度が下がった」「いってしまえばいじめなのでは…」と、会見上にいたレポーターたちにも批判の声が相次いでいます。

太田光「集団の怖さだな」

同月6日に放送された、情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)では、渡部さんの謝罪会見の模様を放送。

『アンジャッシュ』と30年来の付き合いだという、MCでお笑いコンビ『爆笑問題』の太田光さんは、「あの後トイレに駆け込んだんじゃ…」などと笑いを取った上で、次のように語りました。

見ててやっぱり吊し上げだしね。それはもうそうなんだけど、いじめっちゃいじめだけど。

あれ(謝罪会見)をやりたいっていったのは渡部ですから。ああいう風になるのも分かってるし自分の責任だから、まぁいってみりゃああなるのはしょうがないかなというのと。

それでもね、いいたいのは、僕は見てて思ったけど。質問の中で「精神科の病院に通ってるんですか」と。

「病名はなんですか」「何回通ってるんですか」「(性)依存症ですか」という質問があって、俺は見てて、「あ、そこまで踏み込むんだ」って思ったんですよね。

そりゃ渡部が確かに倫理的に外してるのはあれだけど、渡部にも人権はあるわけで。

あいつは連続レイプ魔じゃないわけで。で、連続レイプ魔だったとしても人権はあるわけで。

「精神的な病なんですか」「病名はなんですか」ということを、果たしてそこまで踏み込む(必要があったのかという)のと。

渡部がやったことの罪深さと、どっちが罪深いのかなと思うと、俺は質問者のほうがモンスターだなと思ったし、あそこでやっぱ『集団心理』はあるんですよね。

だからあの場で「いや、その質問はちょっとやめときましょう」っていう人は、心の中で何を思っても誰もいなかった。

それがやっぱ、集団の怖さだなっていうのは思って。一線を越える瞬間は俺はあったなっていう気がしたけどね。

サンデー・ジャポン ーより引用

渡部さんの心身に関する質問を執拗に問い詰めるレポーターたちに対して、「そこまで踏み込む必要があったのか」と疑問を抱いたという太田さん。

「渡部にも人権がある」と主張した上で、合理的な思考力や判断力が抑制される『集団心理』が起こったために、会見中、モラルに反する質問が増えてしまったのではと語りました。

太田さんの意見に、視聴者からは共感の声が上がっています。

・今回の渡部さんの謝罪会見について、一番いいたいことを言語化してくれたのは太田さんだった。

・太田さんのいう通り。基礎疾患とか依存症とか、そういうのはいってしまってはダメだと思う。『集団心理』が働いた記者会見だったと思います。

・愛あるいじりを交えて真剣に話す姿に、なんか泣きそうになった。太田さんの言葉、渡部さんに届いているといいな。

問題と関係するであろう内容だとしても、度を越えた言動は、その人の心だけでなく、周りの友人や家族の心をも傷付けてしまうでしょう。

どんな立場であれ、人をおもんぱかった発言を心がけたいですね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
サンデー・ジャポン

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