遅刻してきた生徒の手を見てハッとした ノーベル賞博士、大村さんの人生を変えた瞬間
公開: 更新:

「ゴキブリ、全く見なくなった」 ダイソーが教える対策に「マジ優秀」2025年7月29日、100円ショップ『ダイソー』のInstagramアカウント(daiso_official)が、ゴキブリの自宅への侵入を防ぐアイテムとして、『アース ゴキブリ用駆除エサ剤 屋外用』を紹介。さらに、『ダイソー』はアイテムをより活躍させるポイントも説明しました。

孫が撮った『夏休み』の写真 うつっていたのは…「泣けてきた」「あまりにも尊すぎる」2025年8月5日に、『おばあちゃんと福ちゃんの夏休み』と題して、1枚の写真をXに投稿した、YASUTO(@yasuto8888)さん。 投稿には6万件を超える『いいね』が寄せられ、多くの人の心を和ませました。
大村さんがハッとした理由
それは、その生徒の手が油まみれだったからです。
大村さんが教諭として働いていたのは夜間の工業高校だったため、生徒のほとんどが近くの工場で働いてから勉強に来ていました。
その必死な姿に、
「自分は何をやっているんだ、このままではいけない。もっと勉強して、人を助ける人間にならなければ!」
と感じたことが、人生を変えるキッカケになったそうです。
それから大村さんは、昼間に研究をし、夜は教員の仕事。休む間も無く過酷な日々を過ごしました。
ゴルフ場で奇跡の大発見
取り憑かれたように研究に精を出した大村さん。色々な所へ行くたびに土を持ち帰り、微生物の研究に励んでいました。
そして1975年、寄生虫によって引き起こされるオンコセルカ症(失明の原因となる感染症)などの特効薬「イベルメクチン」のもととなる「エバーメクチン」を発見しました。
発見したのは、静岡県の川奈ゴルフ場でした。
普通の人ならば、ゴルフ場の土を持ち帰って調べることなどありません。大村さんの研究者魂と、「人の役に立ちたい」という熱い想いが今回のノーベル賞に繋がったのでしょう。