「おじいちゃんのために…」孫娘のツブヤキで日の目を見た技術力

出典:@measann

2016年元日。Twitterユーザーの愛空さんが投稿した『おじいちゃんのノート』が大きな話題になっています。

うちのおじいちゃん、ノートの特許とってた…

投稿されたのはこんなツイート。

うちのおじいちゃん、ノートの特許とってた…宣伝費用がないから宣伝できないみたい。Twitterの力を借りる!

どのページ開いても見開き1ページになる方眼ノートです。

(※大反響のため投稿は削除されています。投稿者様に画像等提供していただきました。)

18336_01
18336_04
18336_10

このノートは、東京都北区にある中村印刷所さんで製作している『方眼ノート』です。

中心部の折り目が水平開きになっているので、図面集やアイディアノート、実験ノートに最適とのこと。

18336_00

出典:Amazon

中心部が膨らんでいないので、書き易いだけでなく、コピーやスキャナ、撮影の際に影が映らないのが特徴。

一つ一つ手作業で作っているので、作り手の想いがダイレクトに感じられるアイディア商品です。

方眼ノート

方眼ノートは、中村印刷所の社長の中村輝雄さん(72)と、製本業を営んでいた愛空さんの祖父(79)が共同製作した製品。特許も取得し、東京都の「トライアル発注認定制度」にも選ばれました。

しかし売れ行きは思うように伸びず、数千冊の在庫を抱えることになります。

そこで一役買ったのが、先にお話ししたTwitterの力でした。

「これぞ自分が求めていた商品!」

投稿された方眼ノートを見た人々からは、「これぞ自分が求めていた商品!」「建築・工業・創作系の人にはとても需要がありそう」と大絶賛の声。

実際に使った人からは「B5ノートがB4方眼用紙のように使えて、カメラで撮影する際、ページの継ぎ目がデコボコにならず綺麗に画像を取り込めます!」と好評でした。

現在、中村印刷所には追加注文が殺到。方眼ノートはすべて手作業で製作しているため、一日に300冊ほどしか作れませんが、在庫の商品が本領発揮してくれているのだとか。

方眼ノートはサイズとマスの大きさの違いで全5種類。他にも、水平開きの原稿用紙や、表紙・本文のデータを送るとその通りのノートも作ってくれるそうです。

18336_06

出典:Amazon

「おじいちゃんのために…」と何気なく呟いたツイートが、一つの製品の運命を動かしました。

投稿者さんは、「おじいちゃんや社長さんが元気な間に、一人でも多くの人に方眼ノートを使ってほしいです。おじいちゃん念願の自転車が購入できるように、皆さんぜひ協力してください!」と話しています。

製品への愛情と素晴らしい技術力は、今後の日本を支える宝です。この先もその精神と技術が受け継がれていくことを願っています。


画像は投稿者様から許可をいただいて使用しています。無断使用、無断転載はご遠慮ください。

出典
中村印刷所@measann@negicity@make_up_manami

この記事を友だちにシェアしよう

このエントリーをはてなブックマークに追加
follow us in feedly

注目記事

あわせて読みたい

新着記事

おすすめ記事












検索

週間アクセスランキング TOP10











気になるしゃべりを掘りおこす「しゃベル」ニッポン放送
PageTop