東日本大震災、戦争…復興住宅に住む88歳のおばあさん、人生をラップに By - grape編集部 公開:2016-03-18 更新:2018-03-07 おばあちゃんラップ動画戦争東日本大震災 Share Post LINE はてな コメント 出典:YouTube 東日本大震災の被災地で生活している人々の姿を発信している『STARTohokuレーベル』から、注目の歌手が誕生しました。 その名も、『TATSUKO★88』こと藤沢匠子さん88歳。東日本大震災で家を失った匠子さんは、現在仙台の復興住宅で生活しています。 出典:YouTube そんな匠子さんに曲を作る話が出たのは、STARTohokuレーベルが復興施設を訪れていたある日のこと。 「な、俺の人生すごいべ。本にしようかって言ったら誰も読みたくないって言われた」 自分の人生を語った後、冗談交じりにそう言った匠子さん。そんな彼女にレーベルの方はこう提案しました。 「じゃあ、その人生をラップにしましょうか」 「ラップ?サランラップなら知ってっけど…」 そんなやりとりから、一曲のラップが生まれたのです。 おばあさんの壮絶な人生を歌い上げるラップ『俺の人生』 青春時代は第二次世界大戦、結婚後は川の氾濫で家が流され、その数年後に夫が死去。その後は息子と会社を立ち上げるも、息子が脳血栓で半身不随…と、波乱万丈な匠子さんの人生。 しかし、匠子さんはどんな時も前向きに考え、乗り越えてきました。 くよくよしてても病気になるだけ 何とかなるさと自由きまま ひとたよったり国のせいにしない 文句を言ったらそこで終わりだ これまでの道のり考えれば どんなことだって乗り越えていける YouTube ーより引用 歌詞に込められたのは、匠子さん自身の『人生の教訓』。東日本大震災でまたもや家が流されても、彼女は決して諦めませんでした。 出典:YouTube 「どんなことだって乗り越えていける」この気持ちを胸に、日々頑張っている匠子さん。彼女の歌は現在、復興住宅の方にどんどん広まっているのだそうです。 あの震災で人々が負った心の傷は、簡単に癒えるものではありません。しかし彼女の前向きな気持ちは、多くの人を勇気づけているのではないでしょうか。 STARTohoku 出典 88歳の新星ラッパーTATSUKO★88「俺の人生(HIP-HOP ver.)」/STARTohoku Share Post LINE はてな コメント
東日本大震災の被災地で生活している人々の姿を発信している『STARTohokuレーベル』から、注目の歌手が誕生しました。
その名も、『TATSUKO★88』こと藤沢匠子さん88歳。東日本大震災で家を失った匠子さんは、現在仙台の復興住宅で生活しています。
出典:YouTube
そんな匠子さんに曲を作る話が出たのは、STARTohokuレーベルが復興施設を訪れていたある日のこと。
「な、俺の人生すごいべ。本にしようかって言ったら誰も読みたくないって言われた」
自分の人生を語った後、冗談交じりにそう言った匠子さん。そんな彼女にレーベルの方はこう提案しました。
「じゃあ、その人生をラップにしましょうか」
「ラップ?サランラップなら知ってっけど…」
そんなやりとりから、一曲のラップが生まれたのです。
おばあさんの壮絶な人生を歌い上げるラップ『俺の人生』
青春時代は第二次世界大戦、結婚後は川の氾濫で家が流され、その数年後に夫が死去。その後は息子と会社を立ち上げるも、息子が脳血栓で半身不随…と、波乱万丈な匠子さんの人生。
しかし、匠子さんはどんな時も前向きに考え、乗り越えてきました。
歌詞に込められたのは、匠子さん自身の『人生の教訓』。東日本大震災でまたもや家が流されても、彼女は決して諦めませんでした。
出典:YouTube
「どんなことだって乗り越えていける」この気持ちを胸に、日々頑張っている匠子さん。彼女の歌は現在、復興住宅の方にどんどん広まっているのだそうです。
あの震災で人々が負った心の傷は、簡単に癒えるものではありません。しかし彼女の前向きな気持ちは、多くの人を勇気づけているのではないでしょうか。
STARTohoku