息子の偏食に悩む女性 試行錯誤するも食べてもらえず、相談に行くと?
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- 出典
- miho.haha
子供を育てる多くの親が、我が子の偏食に悩まされるもの。
食の体験が少ない幼い子供は、味はもちろん、食感や舌触りなどで食べるのを嫌がり、決まったモノしか口にしなくなることがあります。
2人の息子さんを育てる、miho.hahaさんも、長男が幼い頃、我が子の偏食に悩んだ1人。
miho.hahaさんは、「少しでも多くの食材を食べられるようになってほしい」と、本やネットで調べたことを実践し、日々試行錯誤していたそうです。
『かけてほしかった言葉』
散々調べて作っても食べてくれない息子に困り、悩んだ末に相談に行くと、いろいろとアドバイスを受けたmiho.hahaさん。
「お母さん、もうちょっと頑張ってみよう」という言葉は、切羽詰まったmiho.hahaさんをより追い詰めるものでした。
その時、本当に必要だった言葉は、息子さんの偏食を解決しようと、追い詰められるほど努力をしたmiho.hahaさんを肯定する、優しい言葉だったのです。
その後息子さんは、学校で出される給食や成長とともに、食べられるものが徐々に増えたといいます。
miho.hahaさんは、当時の出来事や想いを漫画化し、Instagramに投稿。子供を持つ親たちから共感や感謝の声が寄せられました。
・分かります。うちも末っ子が偏食で、とても頭を悩ませました。栄養とか気になるけど、元気ならいいやって思うように過ごしていたなあ。
・本当にそう。私の子供も、いまだに苦手なものはあるものの、当時と比べたら野菜やお肉などバランスよく摂取できています。子供にはそれぞれペースがあるものですよね。
・我が家が同じ状況で、泣いてしまいました。頑張りを認めてほしい、まさにその通りです。今も偏食ですが食べられるものが増えてきたので、このまま元気に育ってくれればいいです。
・同じく、真剣に悩んでいたので心が救われました。毎日頑張っても報われることがなくつらかったので、この作品に出会えてよかったです。ありがとうございます。
miho.hahaさんはあとがきで、息子さんの偏食に悩む日々を送っていた頃の自分に、「『偏食でも元気に育っているよ、大丈夫、未来は明るいよ』と伝えたい」とつづっていました。
「バランスのよい食事を摂ってほしい」「好き嫌いは減らしてあげたい」と、子供を持つ親なら誰もがそう思い、努力するもの。
しかし、物心がついていない子供は、簡単にいうことを聞いてくれません。
試行錯誤して作ったものがただ拒絶されるだけだと、親側が追い詰められたり、心が折れたりしてしまうでしょう。
miho.hahaさんの作品は、子供の偏食に悩む多くの親の心を救ってくれました。
もし身近にmiho.hahaさんのような状況の親がいる場合は、優しく声をかけてサポートしてあげたいですね。
[文・構成/grape編集部]