皮肉の効いた漫画に「真理だ」「刺さった」 エイプリルフールの意味が変わり…?
公開: 更新:


参観日のことを知らなかった母親 息子が伝えなかったワケに「涙が出る」羊の目。さんが、『参観日』という漫画を投稿しました。働く母親に迷惑をかけまいとする弟に、兄が伝えた言葉とは。

男の子「かわいくはないでしょ」 続く言葉に「人生何周目?」「将来有望だな」かつて保育士をしていた経験をもとに漫画を描いている、でこぽん吾郎(@Dekopon_56)さん。Xで『感じ方は人それぞれ』と題した漫画を公開し、話題になりました。園内で、でこ先生と1人の女の子が、真っ赤なかわいいリボンを着けていました。その様子を、1人の男の子がじっと見ていて…。
- 出典
- @GoAkashin
毎年4月1日は、『ウソをついてもいい日』とされ、日本でも定着しつつあるエイプリルフール。
一部のウソを除き、一般的にウソをつくのはいけないこととされています。
しかしこの日だけは、ジョークの範囲で親しい人にウソをついたり、企業がちょっとしたおふざけをしたりする、一種のイベントといえるでしょう。
『新エイプリルフール』
漫画家の赤信号わたる(@GoAkashin)さんが描いたのは、エイプリルフールが変化をした未来の物語。
この世界では、『新エイプリルフール』なる行事が行われているのですが、その様子はどこか物騒で…。
そう、この世界の『新エイプリルフール』とは、現実のエイプリルフールとは正反対のイベント。
ウソ偽りばかりの社会が当たり前になったせいで、『本当のことをいっても許してもらえる日』になってしまったのです。
テレビの司会者たちは、『ウソをついても許してもらえる日』だった過去のエイプリルフールについて、「それは普段と何が違うのか」といいます。
こうして作中の社会では、多くの人が本音を隠し、建前を使って生活をしていくのでしょう。そして、それは現代社会も同じはずです。
現代社会を風刺した、ブラックユーモアあふれる作品に、多くの人から反響が上がりました。
・皮肉が効きまくっていて好き。世の中の真理だ…。
・いわれてみれば、世の中ってウソだらけだったわ。
・ギャグかと思いきや、風刺の効いたオチが刺さった。
漫画を読んでいて、考えさせられた人も多いのではないでしょうか。
2040年になった頃、この漫画の内容が現実にならないことを祈るばかりです…。
[文・構成/grape編集部]