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親が買う『地味なおやつ』が不満だった子供時代 大人になって振り返り、涙

By - grape編集部  公開:  更新:

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家庭ごとに異なる『思い出の味』。

それは何も、親が作ってくれた料理の味だけとは限りません。

漫画をTwitterなどに投稿している芹澤柚衣(@serizawan23)さんは、母親との思い出が詰まった、懐かしい味について描きました。

『みたらしとドーナツ』

幼い頃、おしゃれなスイーツに憧れていた芹澤さん。

しかし、母親が買ってくるおやつは、理想とは違うものでした。

母親がたまに買ってくるスイーツは、ドーナツとみたらし団子で、どちらも幼い芹澤さんにとって魅力的とはいいがたいものでした。

不満を抱いていた芹澤さんは、大人になると、おしゃれなスイーツを自分で自由に買えるように。

子供の頃の夢を叶え、1日仕事を頑張った自分へのご褒美として食べるスイーツは、素敵なものに思えます。

ですが、子供の頃に家族みんなで食卓を囲んで食べた、ドーナツやお団子が持っていた『温もり』は、そこにはなかったのです。

芹澤さんの脳裏に浮かんだのは、買ってきたドーナツとみたらし団子を笑顔で掲げる母親の姿。

大人になったからこそ、幼少期の『思い出の味』に懐かしさがこみ上げ、涙がこぼれたのでした。

芹澤さんと同じく、無性に幼少期の『思い出の味』が食べたくなり、スーパーマーケットなどで探す人は少なくありません。

思い出の商品を買える人も、もう販売中止で手に入らない人も、みんな分かっているのではないでしょうか。

振り返ると、何よりも大切だったのは、食べ物自体よりも『家族との何気ない時間』だったことを…。


[文・構成/grape編集部]

出典
@serizawan23

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