里親が決まった保護犬 スタッフとの別れのシーンに「泣いた」「感動した」
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南アフリカにある動物保護施設『ドッグタウンSA』では、日々たくさんの保護犬たちが新しい家族と出会っています。
野良犬だったオス犬のスティーヴィーは、子犬の時に『ドッグタウンSA』に保護されました。
活発でフレンドリーな性格のスティーヴィーは、人もほかの犬も大好き。なでられたり、引っ張り合いっこをして遊んだりと、施設のスタッフからとてもかわいがられています。
6年間里親が決まらなかった保護犬
愛らしいスティーヴィーですが、なぜか里親がなかなか決まらず、気付けば6年間も施設で過ごしていました。
これまでに多くの里親希望者が現れたのですが、養子縁組には至らなかったのです。
それでもスタッフたちは「いつか必ずスティーヴィーに完ぺきな家族ができるはず」と信じて、愛情を注ぎ続けました。
その願いはついに叶い、スティーヴィーに里親が決まったのです!
この喜ばしいニュースに、『ドッグタウンSA』は歓喜に包まれました。
スティーヴィーが里親の家に行く日、施設のスタッフ全員が並んでスティーヴィーを送り出しました。
お世話になったスタッフ一人ひとりに、最後のお別れをするスティーヴィー。
嬉しそうにしっぽを振り、まるで「今までありがとう!」と感謝を伝えているようにも見えますね。
「このシェルターで最高の日のひとつです」というコメントがつづられた『ドッグタウンSA』のTikTokの動画には、祝福の声が相次いでいます。
・泣いてしまったわ!なんて美しいシーン。
・みんなで並んで、新たな門出をお祝いしているのがいいね。おめでとう、スティーヴィー。
・スティーヴィーもあなたたちのことが大好きなんだね。感動したよ。
動画の最後に映る『Family(家族)』の文字と、新しい家族に囲まれたスティーヴィーの写真が涙を誘います。
スティーヴィーは施設にいた6年間も、スタッフみんなから愛されて幸せだったはず。
しかし、自分の家族とともに自由に過ごせる幸せには、代えられないでしょう。
6年越しの夢がついに叶ってよかったね、スティーヴィー!
[文・構成/grape編集部]