孫の思いが込められた精霊馬 『あの世』でおばあさんが、怒涛のツッコミ!
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柴犬にジャーキーをあげようとしたら… 展開に「笑った」「顔、顔!」2025年7月、一緒に暮らす柴犬のぽんたくんとのエピソードを描いた、犬山スケッチ(@yako_sketch)さんの漫画がXで注目を集めました。
お盆の時期に欠かせない『精霊馬(しょうりょううま)』は、先祖がこの世に戻り、再びあの世に戻る際の乗り物として飾られます。
先祖を迎える『迎え盆』には、早く帰ってこられるようにキュウリで作った馬を、そして『送り盆』にはゆっくり帰ってもらうため、ナスで作った牛を飾るのが昔からの習わしです。
しかし、さまざまな乗り物がある現代では、精霊馬のモチーフにされるのは、馬や牛だけとは限りません。
漫画家の道雪葵(@michiyukiaporo)さんが描いたのは、そんな精霊馬をテーマにした、1本の漫画でした。
『おばあちゃんの高速盆帰り(2022)』
義理の娘のバイク愛は凄まじく、仏壇が置かれた部屋は、ガレージと化していました。
そのバイク愛は孫にも受け継がれ、おばあさんが乗る精霊馬は、世界最速とされるダッジの『トマホーク』に…!
あの世でツッコミが止まらなくなってしまったおばあさんですが、ふと気付いたのです。
孫が作ったトマホークの精霊馬には、「早くおばあちゃんに帰ってきてもらいたい」という故人を思う気持ちがこめられていることに。
孫の思いをしっかりと受け止めたおばあさんは心を決め、世界最速のバイクで、現世に戻ったのでした!
過去に道雪さんが発表した作品をリメイクした『おばあちゃんの高速盆帰り(2022)』。
バイク愛、そしておばあさんと家族の絆の強さが書き加えられた作品は反響を呼び、12万件を超える『いいね』が寄せられています。
モチーフは変われど、精霊馬に込められた故人を思う気持ちは変わりません。
そこには、「また会いたい」という遺された人々の気持ちがこめられているのです。
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[文・構成/grape編集部]