『どん兵衛』に熱湯を入れて帰る客 まさかの救助に「ヒーローじゃん!」
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※写真はイメージ

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心肺停止や転倒によるケガ、交通事故など、人命救助が必要な場面は突然やってきます。
不測の事態に対応できるかは、日頃からの訓練や、過去の経験のほか、その人自身の素質も関わるかもしれません。
コンビニ帰りに緊急事態
音楽ユニット『ザ・リーサルウェポンズ』のメンバーである、アイキッド(@aikikiyohisa)さんが、早朝にコンビニまで買いものに行った時のこと。
カップ麺の『どん兵衛』を購入し、熱湯を注いでからコンビニを出ると、どこからか声が聞こえてきます。
「助けて~」
声の主は、近所に住む一人暮らしの高齢女性。腰を悪くしたらしく、道端に倒れていました。
若干パニック状態になりながら119番に連絡したアイキッドさんは、救急車が到着するまでの間、「もうすぐ来るから!」と正座で高齢女性を励まし続けます。
救急隊員に話す際も、焦りから状況の説明に苦労したものの、無事に引き渡しが終了。
その後、帰宅してホッとしたのですが、アイキッドさんはあることに気が付きました。
励ましている間、ずっと湯気が沸き立つ『どん兵衛』を片手に持っていたため、大変シュールな光景だったことに…!
思い返せば、通行人に『どん兵衛』を凝視されていたような気がするという、アイキッドさん。
「緊急事態ではいったん、置いたほうがいい」と振り返りながらも、「冷えひえの『どん兵衛』は私の誇りであります」ともつづっています。
温かな『どん兵衛』よりも救助を優先。それでいて、決して『どん兵衛』を手放さず、大切に持ち続けたアイキッドさんのエピソードは、人々に笑いを届けました。
・感動しかけて笑った。『どん兵衛』の熱湯には気を付けて。
・おばあさん、『どん兵衛』の精霊に助けてもらったと錯覚しそう。
・救急車を待つ間、おばあさんも『どん兵衛』の出汁の香りにリラックスできたかもしれない。
・新年早々に人助けとか、さすがです。食べ物も命も大切にするヒーローじゃん!
・私はコンビニで買った食べかけのアイスを片手に、救急車を呼んだことがあります!
冷静に状況を判断して救助できる人に、憧れることもあるかもしれません。
ですが、何よりも重要なのは、例えうまくできずとも、すぐに行動すること。
「大切なものは、どれも手放さない」…そんな無意識が、緊急時に瞬発力を生み出すことも、きっとあるでしょう!
[文・構成/grape編集部]