文系でもアプリ開発できる? 300超の実績を持つ社長に聞いたリアルな開発事情

By - キジカク  公開:  更新:

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キジカク

合同会社キジカクは、大手メディアでの執筆実績を積んだプロライターが集うライターチーム。 メディア『grape』では、ライフハックや料理などの記事を制作し、読みやすさと品質を重視したコンテンツをお届け。 …続きを読む

プログラミング教育が小学校で必修化されるほど、メジャーとなってきた昨今。

40歳の超文系な筆者からしてみれば、プログラミングという言葉を聞いただけでも頭が痛くなりますが、自分でアプリもつくる若者もいるようです。

中学生・高校生でアプリを開発した若者たち

例えば、中学2年生の頃に開発したiPhoneアプリ『健康計算機』が、無料アプリランキング3位になったTehuさんや、10歳からプログラミングを始めて、高校生でレシートを現金化できるアプリ『ONE』を開発した山内奏人さんなど…若くしてアプリを開発している人たちがたくさんいます。

アプリの開発は今や身近なビジネスチャンスとなっているようですね。

しかし、アプリの開発は本当に簡単なのでしょうか。本記事では、現在まで300を超えるアプリを開発してきたGear.Boxの佐々木浩平社長に、『最近のアプリ開発事情』についてインタビューをしてみました。

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ヒットアプリはどんなアイディアから生まれる?

―最近のアプリはどんなアイディアをもとに制作されている?

スマホの機能をいかに生かすか、組み合わせるかを考えたケースが多いですね。

例えばスマホの普及初期は『エンタメ系』がすごく流行りました。画面を触るだけで動かせる直観的な操作であれば、どんな世代にも扱えるため、たくさんの人が遊ぶようになったのです。

次はFacebookやTwitterなどのように「共有したい」「知りたい」といった欲求を手軽に満たせるサービスが、スマホと相性がよかったので人気が出始めましたね。

『組み合わせる』ということに関すると『エンタメ系』と『位置情報』を組み合わせた『ポケモンGO』などのゲームも流行っています。

時代の流れを分析して、現代のニーズにマッチすると、ヒットするアプリが誕生するのです。

「既存の機能を組み合わせる」という発想は、専門知識がなくても取り組みやすいですね。日常の不便さや「こんなアプリがあったら」という感覚が、そのままアイディアの種になるわけです。

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自分でアプリを作る方法と、最近の開発事情

―なるほど。アイディアが生まれたら、一般の人はどうやってアプリを開発している?

基本的には自分でつくっている人が多いようですね。しかし、アプリの開発会社に制作を依頼するという方法もあります。

特に近年は学校でプログラミングの授業が入ったので、若い人たちはアプリの開発に抵抗感はあまりないようです。

今はアプリ制作用のツールなども発展していて、開発のハードルが低いのもポイント。

おかげでテレビや映画で見るような難しい言語を打ち込むようなことは、めったになくなりました。

コードをほとんど書かずにアプリを組み立てられるツールも普及しており、文系の人でも取り組みやすい環境が整ってきているようです。

ただ「どんなアプリを作るか」という設計の部分は、ツールがどれだけ進化しても自分で考える必要があります。アイディアの質が、完成度を左右するといえそうです。

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業者に依頼すると費用はいくら?

―アプリの開発は業者に任せると、いくらになる?

アプリの制作費用は規模次第ではありますが、およそ300万円からという感じです。

―簡単に手が出せる値段ではない…。

そうなんです。機能やデザインによっては100万円程度になりますし、なかには1千万円を越えることもあるので、一概にはいえません。

開発費だけでなく、維持管理費などのランニングコストやアップデート費用なども見越しておいたほうがいいでしょう。

一般的には毎月、制作した費用の5%~15%程度のコストがかかると考えたほうがいいでしょうね。

仮に制作費が300万円だった場合、毎月15万〜45万円ほどの維持費が発生する計算です。リリース後も継続的な費用がかかる点は、事前にしっかり把握しておきたいところですね。

お金をとるか、時間をとるか

―自分で作れたら開発費は浮かせることができるが、理想のものを作るには時間がかかりそう。まさにお金をとるか時間をとるかという感じ?

そうですね。以前より難しくはないといってもアプリを作れる程度の知識は必要です。

アプリでお金を稼ぐには「世の中が欲しているものをどれだけ発見できるか」にかかっているのではないでしょうか。

自分でゼロから学んで開発する場合、技術習得に数か月〜数年かかるケースもあるようです。一方で開発会社に依頼すれば短期間でリリースできる反面、前述のとおり多額の費用が生じます。

どちらを選ぶかは、アプリの規模や自分のスキル、そしてどれだけ早く市場に出したいかによって変わってくるでしょう。

多少の知識は必要なものの、アイディアさえあればすぐに商品化を狙えるアプリ開発。

日常で見つけたアイディアが、アプリ開発のチャンスにつながっているのかもしれませんね!


[文/キジカク・構成/grape編集部]

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