リビングから、風呂場やトイレに行くと…? 強い寒気『ヒートショック現象』に注意 By - grape編集部 公開:2023-01-24 更新:2023-01-24 冬注意喚起 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 2023年1月24~26日にかけて『この冬一番の強い寒気』がやってくる予報です。 全国的に10年に一度の低温になる可能性があるといわれています。 気象庁は、積雪のある地域に対して、大雪による交通障害や事故の発生に備え、不要不急の外出を控えるよう注意喚起を行いました。 気象庁「不要不急の外出を控えて」 24日からの大雪に『警告』 また、今回のような強い寒気では、『ヒートショック現象』にも注意が必要です。 ヒートショック現象とは? 日本医師会によると、『ヒートショック現象』とは、温かい居間から寒い風呂場やトイレに移動した際、寒暖差によって心筋梗塞や脳卒中を引き起こすのだとか。 浴室とトイレは家の北側にあることが多く、冬場の入浴では、暖かい居間から寒い風呂場へ移動するため、熱を奪われまいとして血管が縮み、血圧が上がります。 お湯につかると血管が広がって急に血圧が下がり、血圧が何回も変動することになります。 寒いトイレでも似たようなことが起こりえます。 血圧の変動は心臓に負担をかけ、心筋梗塞や脳卒中につながりかねません。 ヒートショックの予防のため、脱衣所やトイレを暖めましょう。 公益社団法人鹿児島県医師会 ーより引用 消費者庁は『ヒートショック現象』を防ぐため、入浴時には下記5つの点に注意するよう呼び掛けています。 (1)入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。 (2)湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安にしましょう。 (3)浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。 (4)食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避けましょう。 (5)入浴する前に同居者に一声掛けて、意識してもらいましょう。 消費者庁 ーより引用 湯を貯めて入浴するなら、入る前に数分間フタを開けておき、湯気で浴室を暖めることができるでしょう。 また、トイレや脱衣所は小型の暖房機で暖めておくといいかもしれません。 不慮の事故が起こらないよう、できる対策は行っていきたいですね。 [文・構成/grape編集部] 出典 公益社団法人鹿児島県医師会/消費者庁 Share Post LINE はてな コメント
2023年1月24~26日にかけて『この冬一番の強い寒気』がやってくる予報です。
全国的に10年に一度の低温になる可能性があるといわれています。
気象庁は、積雪のある地域に対して、大雪による交通障害や事故の発生に備え、不要不急の外出を控えるよう注意喚起を行いました。
気象庁「不要不急の外出を控えて」 24日からの大雪に『警告』
また、今回のような強い寒気では、『ヒートショック現象』にも注意が必要です。
ヒートショック現象とは?
日本医師会によると、『ヒートショック現象』とは、温かい居間から寒い風呂場やトイレに移動した際、寒暖差によって心筋梗塞や脳卒中を引き起こすのだとか。
消費者庁は『ヒートショック現象』を防ぐため、入浴時には下記5つの点に注意するよう呼び掛けています。
湯を貯めて入浴するなら、入る前に数分間フタを開けておき、湯気で浴室を暖めることができるでしょう。
また、トイレや脱衣所は小型の暖房機で暖めておくといいかもしれません。
不慮の事故が起こらないよう、できる対策は行っていきたいですね。
[文・構成/grape編集部]