真っ黒な車体に花火が輝く『現美新幹線』 走る現代アート美術館が初公開
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「本気を出した顔だ」「かっこよすぎて、うっとり」 夕暮れ時に駅のホームにいたのは…風景写真をXに投稿している、Ryogo Urata(@Ryogo_Urata)さん。 夕暮れ時に撮影した新幹線の写真を公開し、赤い空をバックに進む新幹線が「かっこいい」と話題になりました。

画家が油絵で描いたのは…「なぜこれを?」「絵とは思えないほどリアル」xでは『#暑いので涼しくなる画像を貼れ』というハッシュタグが流行しており、多くの人が気温の高さに疲弊しているようです。サワイ(@fly_3)さんが公開した画像が話題になっています。






2016年の春から運用が予定されている、JR東日本の一風変わった新幹線「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」が、1月12日初めて報道陣に公開されました。
出典:JR東日本 GENBI SHINKANSEN
真っ黒い車体に戸惑う声も聞こえ、鉄道ファン以外からも注目を集めている、この新幹線。話題になっているのは、色だけではありません!
世界最速の美術館
現美新幹線は、移動しながら現代アートを鑑賞する、というコンセプトで作られた列車。6両編成の全車両に、絵画や彫刻、写真などが展示されています。
走行中の新幹線という非日常の空間で、本格的な現代アートに触れられるのは、この列車ならではの体験です。まるで美術館の中を時速200キロ超で移動しているような感覚でしょう。
出典:JR東日本 GENBI SHINKANSEN
アートユニット・paramodelや写真家・石川直樹さん、アーティスト・荒神明香さんなど、7組のアーティストの作品が展示され、異なったジャンルのアートを楽しむことができます。
参加アーティストはいずれも国内外で活躍する実力派ぞろいで、1両ごとに異なる世界観が広がっているとのこと。車両を移動するたびに、まったく別の作品世界に入り込めるのが大きな魅力です。
また、外観は写真家・蜷川実花さんのデザインを採用。新潟・長岡市の花火大会をイメージして作られています。
真っ黒な車体に、鮮やかな花火の光が散りばめられたデザインは、駅のホームに入線してくる姿だけでも見ごたえがあります。報道公開の場でも歓声が上がったというのも、うなずけるほどの存在感です。
車両のつくりにも注目
現美新幹線は、足湯などを備えた「とれいゆ つばさ」と同じように、「E3系」を大幅に改造した車両。
片側の窓は埋め込まれているため、大きなスペースを使ってアートを展示することもできるようです。
窓をなくすことで生まれた広い壁面が、作品を展示するギャラリーとして機能しているわけです。通常の新幹線とはまったく異なる車内の雰囲気を、実際に確かめてみたいところですね。
出典:JR東日本 GENBI SHINKANSEN
いつ、どこで乗れる?
気になる運用は、2016年の春から上越新幹線の越後湯沢~新潟間を中心に臨時列車として運転。土日など休日を中心に、年間120日程度の運行を予定しているようです。
越後湯沢〜新潟間は乗車時間がおよそ50分。短い移動の中に、現代アートとの出会いがぎゅっと詰め込まれた時間が待っています。新潟を訪れる際の旅程に組み込んでみるのも良さそうです。
詳しい日付は発表されていませんが、今から現美新幹線に乗るのが楽しみですね。