毛布を巣に持って帰ってきたコウノトリ 次の瞬間? 「なんという紳士」
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「赤ちゃんを運んでくる」というイメージがある鳥、『コウノトリ』。
一夫一妻制のコウノトリは、いったんペアになると一生同じ相手と添い遂げるという、夫婦の絆が強い鳥として知られています。
巣を守るメス鳥にオス鳥が運んできたものは?
ドイツでコウノトリの生息地を守る活動をしている非営利団体『Nette-Störche e. V.』は、アディとアントネラというコウノトリの夫婦の様子を見守り続けています。
『Nette-Störche e. V.』は、高さ23mの煙突の上に作られた巣のそばにカメラを設置。
そこからライブ配信を行っているのですが、ある日、とても興味深いシーンが撮影されたのです。
巣の上で卵を温めている妻のアントネラ。そこへ、夫のアディが何かをくわえて飛んできます。
アディが妻のために持ち帰ったものとは…こちらをご覧ください。
アディがくわえているのは毛布のような布。
それをアントネラの体の上に優しくかけてあげたのです。
このシーンが見られた5月初めはまだ肌寒く、特に高いところでじっとしているアントネラは寒さに耐えていたのかもしれません。
そんな妻のために、布を持ち帰って体にかけてあげるなんて…アディはなんて優しい夫なのでしょう!
この動画には「なんという紳士!ほとんどの人はパートナーのために、そんなことはしない。感動した!」という声が上がっています。
コウノトリは巣で卵を温めているメスのために、オスが餌を取ってくるなど、協力して子育てをするといわれます。
しかし、こんなにも妻への気遣いのある行動をとるなんて、驚きますね。
私たちが知らない動物たちの世界では、アディとアントネラのようなたくさんの夫婦が日々、愛を深めているのかもしれませんね…!
[文・構成/grape編集部]