ニューバランス『574』と『996』を比較してみた どっちが誰におすすめなのかを検証
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ニューバランスの定番スニーカーとして挙げられる『574』と『996』。
「どっちも履いている人は見かけるけど、どんな違いがあって自分にはどっちが合ってるのか分からない！」という人もいるでしょう。
この記事では、ニューバランス『574』と『996』を実際に履き比べた筆者が、どんな人におすすめのスニーカーなのか、比較しながら分かりやすくまとめました。
※この記事は、２０２３年７月２９日時点の情報をもとにしています。また、商品はタイミングによってデザインやカラー、在庫切れ、価格が異なるケースがあります。
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ニューバランス『574』と『996』の特徴は？
ニューバランスを代表するアイコン的な存在の『574』と『996』。
もっとも大きな違いは『シルエット』です。
それぞれ、オーソドックスなデザインが共通していて、どこに違いがあるのか一見分かりにくいですが、実際に履いてみると明確な特徴を感じられます。
どちらがどのようなシルエットなのか、気になる人はぜひ参考にしてみてください。
ニューバランス『574』は幅広でぽってりとしたシルエット
ニューバランス『574』は、全体的に丸みを帯びたシルエットをしているのが特徴です。
足の甲からつま先部分にかけて幅広な造りなので、履いた時に足元がぽってりとかわいらしい印象に見せられます。
また、砂利道でも優れたグリップ力で安定感を得られる『オフロード仕様のソール』も『574』ならでは。
ユニークな形状のソールが人気の高い理由の1つでもあり、『574』の派生シリーズとして厚底の『574+』や、流動的なデザインを取り入れた『57/40』などが登場しています。
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ニューバランス『996』は細身でスマートなシルエット
ニューバランス『996』は、細身なシルエットをしているのが特徴です。
足の甲からつま先にかけてシュッと細くなっていて、足元をスタイリッシュに演出してくれます。
タウンユースに適したシンプルなデザインで、履くだけで大人っぽい雰囲気が漂うため、靴の色味によってはビジネスカジュアルにも使用できるのが嬉しいところ。
900番台は、もともとランニングシューズとして発売されたのが始まりですが、『996』はアップデートを重ね、流行に左右されない唯一無二のデザインを確立しています。
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ニューバランス『574』と『996』を比較してみた
ニューバランス『574』と『996』を以下の項目で比較してみました。
・デザイン
・価格
・履き心地
『574』と『996』を実際に店舗で試着した筆者の感想なども交えながらご紹介します。
どっちの靴があなたの好みにマッチするのか、ぜひニューバランスを購入する際の参考にしてみてください。
デザイン
『574』と『996』のデザインに大きな違いはありません。
シルエットやソールの形状にこそ違いがありますが、どっちがおしゃれでどっちがダサいという印象を抱く人は少なそうです。
ただし、カラーバリエーションには違いがあると筆者は感じました。
『574』はシンプルなカラーから、個性的な配色のカラーまで展開されていて、どこの店舗を取材してみても『574』はユニークな色が多かったです。
一方、『996』は履く人の年齢を問わない、シンプルで大人っぽいカラーが店頭に並んでいました。
店舗によって取り扱っているカラーが異なる場合もあるため、試着も兼ねてどのようなカラーバリエーションがあるのか確認することをおすすめします。
価格
『574』と『996』の価格は、以下のように設定されています。
・『574』…1万1千990円（税込）〜
・『996』…1万6千280円（税込）〜
比較してみると、『996』のほうが『574』よりも高い価格設定であることは明らか。
『ニューバランス』のスニーカーは生産国によって価格が変動するため、お手頃な価格で手に取りたいのであればアジア産のものを探すのがベストです。
ちなみに、レディースサイズのみ展開されている『WL996』なら、1万890円（税込）で購入することができます。
履き心地
甲高・幅広な足の筆者が『574』と『996』を履き比べた結果、疲れを感じず心地よく歩けるのは『574』でした。
ゆったりとした靴幅なので、足入れからスムースでふかふかなソールを体感できます。
サイズはいつも履いているスニーカーと同じもので問題ありません。
一方、『996』は細身な靴幅に窮屈さを感じ、長時間歩くのは難しそうな印象でした。
こちらは、ワンサイズ大きめの『996』を履いた際の写真です。
つま先のスペースは余っていますが、横幅はぴったり。
自分に適したサイズが見つかれば、ホールド感が強くて安定感のある履き心地が得られる靴だと思います。
ニューバランス『574』と『996』はどっちが誰におすすめ？まとめ
『574』と『996』の特徴を踏まえると、『574』はユニークなカラーが好きな人や、足が甲高・幅広な人におすすめです。
一方、『996』は歩きやすさを重視しつつ、おしゃれに差を付けたい人に適しています。
大きな違いは『靴幅』や『シルエット』なので、自身の足はどっちの靴とフィットしそうかどうかを考慮して選べば失敗せずに済みますよ。
[文・構成／grape編集部]