「アンド」と全然違う…! これの正式名称、知ってる?【クイズ】
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日常ではさまざまな記号を使います。本記事の「正式名称クイズ」として出題するのは「&」です。なお「アンド」は、一般的な読み方ではあるものの、正式名称ではありません。「&」の正式名称、あなたは分かりますか。
※本記事でいう正式名称とは「JIS X0201規格」での名称のことを指しています。
アンドは「略称」であり、正解は…
「&」は多くの人が「アンド」と呼んでいることでしょう。パソコンやスマートフォンでもアンドと入力すれば、変換候補に「&」が出てきます。しかしアンドは、あくまでも一般的な読み方(通称)。
正式名称は「アンパサンド」です。キーボードでは、アンパサンドと入力してもしっかり「&」が変換候補に出てきます。
正式名称があまり知られていない、そのほかの記号
正式名称が広く周知されていない記号は、ほかにもいくつかあります。通称と正式名称が異なる記号として、代表的なものは以下の通りです。
・「!」
一般的な読み方:びっくりマーク
正式名称:感嘆符
・「?」
一般的な読み方:はてなマーク、クエスチョンマーク
正式名称:疑問符
・「♯」
一般的な読み方:シャープ
正式名称:嬰記号
・「@」
一般的な読み方:アットマーク
正式名称:単価記号、コマーシャルアット
「久々」などの「々」も、漢字ではなく記号に分類されます。正式名称は「同(どう)の字点」。形の特徴から「ノマ点」と呼ばれることもあります。
普段、記号の正式名称が何なのか意識する機会はあまりありません。理由としては、文字を打つ際に、記号の名前を入力して変換するケースは少ないことが挙げられます。多くの場合、コマンドやシフトにプラス数字などで記入するでしょう。
スマートフォンで入力する際も、記号キーがあるため、記号の名称を打ち込むことはありません。仮に名称を入力する場合でも、一般的な呼び方で変換できるケースが多く、正式名称まで記入しません。
このような理由から、正式名称が広く知られていない記号は多くあります。この機会に、そのほかの記号について調べてみるのもおすすめです。
[文・構成/grape編集部]