アース端子の代用品は『プラグ型漏電遮断器』がおすすめ!アースが必要な5つの理由と注意点も紹介
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「コンセントにアース端子がなくて困っている」「アース線を接続しないと、どのような問題が生じるのだろう」と、悩む人もいるのではないでしょうか。アースは感電や火災など、さまざまなリスクを下げる重要な役割を果たします。
コンセントにアース端子がなく、ほかのもので代用できないか考えている人もいるでしょう。そこで本記事では、アースが必要な理由や代用品について紹介します。アース接続を禁止している場所など、注意点も解説するのでぜひ最後までご覧ください。
アース端子の代用品として『プラグ型漏電遮断器』がおすすめ
コンセントにアース端子がない場合は『プラグ型漏電遮断器』での代用を検討してみてください。2千500円〜6千円で購入でき、工事なしで設置できるのがメリットです。コンセントに差し込むだけで、簡単に設置できます。
『プラグ型漏電遮断器』はブレーカーの一種です。家電製品の漏電やショートなどを察知したら、すぐに電気を切る仕組みになっています。家庭に設置されているブレーカーとは異なり『プラグ型漏電遮断器』にアース線をつないだ家電製品への電流のみを遮断可能です。そのため『プラグ型漏電遮断器』にアース端子を接続していない家電製品への通電には影響しません。
一般的な家庭用ブレーカーは、製品によって15mAや30mAなど、検知できる電流が異なります。『プラグ型漏電遮断器』には、6mAの電流を検知できる製品があるので、感度の高いものを選ぶのがおすすめです。
例えば、20mAの電流が身体に流れ込んでしまうと、筋肉が収縮して動けない状態になってしまいます。弱い電流も感知できる『プラグ型漏電遮断器』を設置していれば、より安心して家電製品を利用できるでしょう。
『プラグ型漏電遮断器』取り付け後は、作動しているかを定期的にチェックするのがおすすめです。動作確認ができるテストボタンが付いているので、押すだけで手軽にチェックできます。
写真:Amazon
アース端子がないときに代用品を使わないなら工事を依頼しよう
アース端子付きコンセントがない場合は、業者に工事を依頼するのも1つの手段です。専門的な知識を有している『電気工事士』という資格を持ったプロに頼みましょう。自宅近くの電気工事業者に連絡し、D種接地工事を依頼できるか聞いてみてください。
D種接地工事とは、300V以下の低圧電気機械器具や金属制外箱などに設置することです。機器と大地との間に、電気が流れる通路を作ります。D種接地工事にかかる費用は、安くても数千円程度です。業者や工事の内容によっては、数万円かかることも。
アース接続ができないコンセントの場合は、まず分電盤から引き込みの処理を行います。工事費用として数万円かかることがあるので、依頼前に料金を確認しましょう。
アース線がプラグ差し込み口まで引き込んである場合は、アース端子が付属しているコンセントに交換してもらいます。大がかりな工事は不要のため、数千円で済むことも。工事を業者に依頼する際は、見積もりを取って料金を比較してみてください。
見積もりを取る際は『電気工事士』に対応してもらえるかどうかも確認するのがおすすめです。知識や技術のない人が工事を行うとショートして火災が発生したり、感電したりするリスクが高まってしまいます。費用だけでなく、工事を担当する人の資格もチェックして依頼する電気工事業者を選びましょう。
アース線が必要な5つの理由
ここでは、アース線が必須な5つの理由を解説します。
アース線の役割を確認し、重要性を理解しましょう。
感電防止
コンセントと家電製品をアース線で接続すると、感電防止効果が期待できます。万が一、家電製品が破損して漏電しても電流がアース線を流れるので、感電するリスクの低減が可能です。
特に以下のような家電製品は、湿気や水気の多い場所で使用することが多いので、アース線や漏電遮断器の取り付けが、義務付けられています。
また、エアコンなどの電圧が200V以上になる家電もアース接続が必須です。
人の身体は電気を通しやすいので、漏電している家電製品に触れると感電してしまいます。そのため、アース線が付いている家電製品は、アース端子に接続するのがおすすめです。ちなみに、テレビや扇風機などアース線がない家電製品のプラグは絶縁体で覆われているため、感電が低いと言われています。
火災防止
アース線を接続すると、火災を防止することが可能です。家電製品が漏電するとスパークが発生し、ホコリなどに引火してしまうことがあります。カーテンなどに燃え移ると、大きな火災に発展することがあるので要注意です。
アース線を接続しておけば、電気を大地に流せるので、漏電が原因でスパークが発生するリスクを低減できます。コンセントの周りのホコリを取り除くだけでなく、アース線を接続しておけば、より安心して家電製品を使用できるでしょう。ただし、ケーブルの損傷によって漏電が発生し、火災につながることもあります。火災に備えるなら、コンセントの周りだけでなく、ケーブルも定期的に確認するのがおすすめです。
またアース線は、家電製品の内部で絶縁不良が生じたり異常な電流が発生したりした場合に、迅速に回路から電気を逃がします。電気回路の周囲に異常な熱が発生し、火災になる心配も軽減可能です。さらに、雷による過剰な電圧を地面に逃がす役割も果たします。雷によって家電製品に過剰な電気の負荷がかかり、火災が発生することもあるので、アース線を接続して対策しておくことが大切です。
静電気の防止
アースによって、静電気を抑制できます。なぜなら、アース接続すると電気の通り道ができ、帯電を防げるためです。
静電気が発生すると、家電製品の故障につながる場合があります。また、静電気が発生した時にアルコール消毒液などがあると、引火して火災につながることがあるので要注意です。アース線が付いている家電製品は必ずコンセントに接続するようにし、静電気を防ぎましょう。
電位の均等化
アース接続すると、電位が均等化されます。落雷により一瞬にして大量の電気が流れた場合でも、電位差によって家電製品が破損するリスクを低減できるのがメリットです。電気には、電位の高いところから低いところに流れる性質があります。雷が発生すると、外から家電製品に電気が流れ込み、破損するリスクがあるので要注意です。
アース線を接続しておけば、電位差による家電製品の破損のリスクを下げられます。自宅にある家電製品を使い続けたいなら、アース線を接続するようにしましょう。
ノイズ防止
アース接続により、ノイズを防げます。ノイズとは、本来の目的以外の電流や信号のことです。アース線を接続すると、電気機器や回路内の電気を大地に逃がせるため、ノイズによる家電製品の不調に悩みにくくなります。結果として、ノイズが原因の不調を故障と勘違いし、家電製品を買い換えるような事態も防げるでしょう。
アース端子への接続方法
アース端子への接続方法は、プラグのタイプによって異なります。3ピンタイプと2ピンタイプがあるので、それぞれの接続方法を知っておきましょう。3ピンタイプのプラグは、コンセントに差し込むだけでアース接続が可能です。
2ピンタイプの場合は、プラグの差し込み口の下にあるアース端子に接続します。アース接続する際は、安全のためにコンセントにささっているプラグを全て引き抜きましょう。アース端子が格納されている部分のカバーを開け、ネジと金属板をむき出しにします。
ドライバーでネジを緩め、アース線の銅線部分を巻き付けましょう。ネジを締め、カバーを閉じたら完了です。アース線の銅線部分の長さが足りないなら、ビニール部分を切り取る必要があります。カッターなどを使う際は、銅線を切らないように気を付けましょう。
アース線を接続したら少し引っ張り、抜けないかチェックしてみてください。家電製品に付属しているアース線がY端子の場合は、ビニール部分をむく必要はありません。そのままアース端子に取り付けましょう。
アース線を接続する際の3つの注意点
ここでは、アース線を接続する際の注意点を紹介します。
間違った取り付け方をすると、漏電などのトラブルを防げなくなってしまいます。注意点を確認し、正しく接続できるようにしましょう。
アースを取り付けてはいけない場所がある
アース線は法律で、以下の場所には取り付けてはいけないと定められています。
ガス管やガス栓にアース線を接続すると、漏電した際にガス爆発や火災を引き起こす可能性があります。水道管は樹脂やプラスチックで作られている場合が多く、アースの役割を果たせません。水道管が破裂し水漏れが起きた場合に、感電する危険性があるため接続を避けましょう。
避雷針・電話線には、もともとアースが付けられています。アース線を接続すると、落雷の際に高電圧が家電製品に流れ込み、故障してしまう可能性があるので要注意です。また、火災に発展するリスクもあるので、避雷針や電話線にはアース線を接続しないようにしましょう。
複数接続すると役割を果たさない可能性がある
1つの端子に複数接続すると、アースの役割を果たさないことがあります。また、複数接続によりアース線が外れやすくなるというデメリットも。そのため、1つのアース端子への接続は可能な限り少なくすることが重要です。家電製品の位置を変更するなどして対策しましょう。
アース線がはみ出している時は接続し直す
アース線がはみ出している場合は、接続し直しましょう。はみ出しているだけでなく外れてしまっていたら、アースの役割を果たせず、感電や火災のリスクを下げられません。アース線がはみ出している場合は外れている可能性も考慮して、しっかり接続できているか確認しましょう。
単にアース線の銅線部分が長くてはみ出しているなら一度取り外し、必要な長さにカットしてから接続します。普段はアース線には電気が流れていないので、感電の心配はありません。アース線をしっかりと接続し、漏電などのトラブルを未然に防ぎましょう。
コンセントにアース端子が無ければ『プラグ型漏電遮断器』を利用しよう
アース端子がない場合の代用品として『プラグ型漏電遮断器』を活用するのがおすすめです。数千円で購入でき、手軽にアース線を接続できます。また、業者に依頼してコンセントを付け替えてもらうことも1つの手段です。ただし『プラグ型漏電遮断器』を購入するよりも費用がかかってしまいます。手軽さを重視するなら『プラグ型漏電遮断器』を用意し、アース線を接続するのがおすすめです。
アース接続すると、家電製品の破損だけでなく、感電や火災などのトラブルを防止できます。家電製品にアース線が付属しているなら必ず接続するようにし、万が一の事態に備えましょう。
[文・構成/grape編集部]