氷で冷やすのはNG? 消防局が教えるやけどの対処法に「知らなかった」
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※写真はイメージ

今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

スリッパがない時どうする? 消防士のやり方に「勉強になった」「やってみます」2025年3月16日、兵庫県尼崎市にある尼崎市消防局(以下、消防局)は、Instagramアカウントで災害時に役立つ簡易スリッパの作り方を、紹介しました。
子供の事故で上位3つに入るほど多いのが、『やけど』。
シャワーの設定温度が高すぎたり、ラーメンや味噌汁などの熱い食べものをこぼしたり、日常のさまざまなシーンで子供のやけどが発生しています。
そういった場面にいざ遭遇すると、「どうしたらいいのだろう」と焦ってしまい、誤った対処でかえって悪化させてしまうことも。
兵庫県尼崎市にある、尼崎市消防局のInstagramアカウントが紹介する対処法を学べば、急なピンチから子供を守ることができるかもしれません。
子供のやけどの対処法
尼崎市消防局は、子供のやけどの対処法を4つ紹介しています。
まず1つ目は、水道の流水で痛みが和らぐまで、10~20分冷やしてあげること。
2つ目が、氷や氷水で冷却しないことです。
熱いものに触ってしまった後は、とにかく冷たいもので冷やしたくなりますが、急な冷却はかえって悪化させてしまう可能性があるとのこと。
常温の水道水で冷やすようにしましょう。
3つ目に紹介したのは、水ぶくれは触らずにそのままにしておくこと。
水ぶくれには、傷口を保護する効果があるため、むやみに触ったりつぶしたりせず、そっとしておくのがよいでしょう。
最後に4つ目は、服が燃えて皮膚にくっ付いてしまった場合は、服を脱がさずに流水で冷やすこと。
尼崎市消防局によると、これらの応急処置をしておけば、悪化することはないといいます。
続けて、どうしようもない時には、119番通報をしてほしいと呼びかけました。
動画の最後の「僕らが助けに行くから」という言葉が、心強いですね!
意外と知らない、やけどの正しい対処法には「勉強になりました」「知らなかったです」といった声が寄せられました。
・水で冷やすことまでは知っていましたが、氷がNGなのは知らなかったです。
・今まで間違って対処していました。参考にさせていただきます!
・とっさの判断は難しいですよね。この動画を何度も繰り返し観ることにします。
子供だけでなく、大人にとっても役立つ、知っておきたい対処法。
いざという時に慌てないためにも、しっかりと覚えておきたいですね。
[文・構成/grape編集部]