飼い主「安全のため靴を履いてほしい」 トレーニングから数日後、愛犬の姿に「ごめん!笑った」
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ライターチーム『キジカク』で執筆活動をしている、うーかさん。
アメリカに12年、台湾に2年在住の経験があり、海外ならではの面白い話題を探すことを日課にしています。
そんなうーかさんが、実体験や友人のエピソード、クスッと笑えるユニークなグルメや驚きのカルチャーなどを紹介します!
最近は愛犬のころちゃんこと、ころもくんと一緒にさまざまな場所へ出かけることに夢中です。
私たち人間は、外に出かける時に靴を履きますよね。靴には足を保護し、歩行をサポートする役割やおしゃれに足元を彩るなど、たくさんのメリットがあります。
実は犬にも専用の靴があることをご存知でしょうか。筆者は愛犬である、ころちゃんが靴を履いて散歩ができるよう、奮闘しながら日々を過ごしています。
外でしかおしっこをしない愛犬
ある日を境に、外でしかおしっこをしなくなってしまった、ころちゃん。
「どうにか家の中でもトイレができるようにならないか…」と、もう一度トイレトレーニングに挑戦したものの、思うようにはいきません。
願いも虚しく、ころちゃんはなぜかトイレで眠る日々が続いています。
ころちゃんが室内でおしっこをしなくなった経緯が気になる人は、こちらをご覧ください!
飼い主「なんでそこ!?」 スヤスヤと眠る犬が寝ている『容器』 実はコレ…
2023年の夏は猛暑が続き、日中のアスファルトは熱々の鉄板のようです。
燃えるような暑さの中、外へ出ると、ころちゃんのかわいい肉球が、やけどをしかねません。
とはいえ、日が出ている間、まったくトイレに行かないわけにもいかないので、肉球のやけど防止のために、靴を履く練習を始めたのです。
犬に靴を履かせるメリットとは?
筆者に「靴を履かせたほうがいいよ」と勧めてくれたのは、台湾で暮らしていた時にお世話になっていた獣医さんでした。
日本より暑い台湾では、犬の肉球のやけどが毎年問題になっているのだそう。夕方になってもなかなか気温が下がらず、「日が落ちたから大丈夫」と散歩をさせて、肉球をやけどしてしまうケースが多々あるといいます。
そんな事情から獣医さんは、犬用の靴の着用をおすすめしているのだとか。
そこで、ころちゃんにも犬用の靴を購入しました!靴に慣れてもらえるように、まずは室内でトレーニングを開始します。
筆者が選んだのは、履きやすく、着用後も靴を履いている感覚が少なめといわれている『靴下タイプ』。
なるべくストレスを感じずに履いてもらえるように、最大限の配慮をしました。
まずは、片足ずつ、順番に足を入れて靴を履かせます。
基本的に筆者がすることにあまり抵抗はしない、ころちゃん。されるがままに「何をされてるんだろう?」と不思議な顔をしていますが、いい子に靴を履いてくれました。
ところが、いざ靴を履いて立たせてみると…固まってしまって動けない様子。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
内股で固まり続ける、ころちゃん。大好きなおもちゃを鳴らして、「遊ぼうよ!」と誘ってみても、反応しません。
しばらく様子を見てみるも、どうしたらいいのかが分からなくなってしまったのか、最後には床に転がってしまいました。初めて靴を履いたのだから無理もありません。
「靴を履くといいことがある」ということを覚えてもらうために、頑張ってくれたころちゃんには、大好きなささみのオヤツをプレゼント!嬉しそうにモグモグ食べていたので、少し安心しました。
この日は5分ほど履いて、靴の感覚を覚えてもらうだけで終了。靴を嫌いになってほしくないので、短時間でやめておきます。
その後、数日は毎日5~10分ずつ、ストレスにならないように短時間のトレーニングをして、靴を履くという行為そのものに慣れてもらいました。
室内でのトレーニングを経て、いよいよ外へ!
数日後、徐々に靴に慣れてきたようなので、いよいよ外で歩いてみましょう。
靴を履かせて、道の真ん中にころちゃんをスタンバイ。
「ころちゃ~ん、こっちだよ!いっちにー、いっちにー!」と掛け声をしてみますが、相変わらず内股で固まるころちゃん。
しばらく待ってみると、ぎこちない感じではありますが…歩き出しました!
しかし、その様子はパッカパッカと馬のような動きです。
思わず笑いが込み上げてきてしまう筆者。撮影をしていた母親は、「ころちゃんは一生懸命なんだから、笑っちゃダメでしょ!」とかばいます。
しかし、ころちゃんが後ろ脚をピンっ!と蹴る様子を見て、母親も笑いを堪えきれないようです。ころちゃん、笑ってごめんね!
前脚はちゃんと動かせるのですが、なぜか後ろ脚が上がってしまうようです。
不器用ながらも、頑張って「いっちにー、いっちにー!」と歩いている姿に、愛しさが止まりません。
※動画はInstagram上で再生できます。
ちなみに、犬に靴を履かせることは、肉球のやけど防止のほか、災害時のケガ防止にも役立つそう。
災害時には割れたガラスや崩れた石垣など、鋭利なものがたくさん地面に飛散します。そんな時に靴を履くことができれば、犬の足をケガから守ることができますよね。
普段から靴を履くことに慣れさせておけば、いざという時にストレスなく対処できるでしょう。
しばらく歩いていると、徐々に歩くスピードが上がってきた、ころちゃん。
ころちゃんのストレスにならないように、「焦らずゆっくり慣れてくれたら嬉しいな」と思う筆者なのでした。
[文/キジカク・構成/grape編集部]