愛猫のトイレ、いつ掃除してる? 猫砂メーカーに聞いた『おすすめの頻度』を守ってあげたい
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多くの家庭で大切な家族の一員として暮らしている、猫。一般社団法人ペットフード協会の調査によれば、日本の猫の飼育頭数は883.7万頭で、犬の705.3万頭を上回っています。
いわゆる『猫の下僕』と自称する人たちはそれだけ多く、トイレのお世話も日々行っているわけです。
猫のトイレには猫砂を敷きますよね。猫飼いのみなさんの中には、猫砂の敷き方や替え時に迷っている人がいるかもしれません。
そこで、猫砂の正しい使い方について、アース・ペット株式会社(以下、アース・ペット)に取材しました。
猫砂の基礎知識とは
頭がよくてきれい好きな猫は多いので、割とすぐにトイレの役割を覚えてくれるもの。
トイレになる容器を準備して猫砂を敷くと、そこに排泄するようになります。人間は猫が気持ちよくトイレを利用できるように、きれいに保ってあげましょう。
※写真はイメージ
まず、猫砂の敷き方ですが、「猫がかきやすいように5~6cm敷く。尿が多い場合は6cmよりも多めに入れるのがよい」とのこと。
尿やうんちをした後、猫は砂をかいて埋めようとしますので、猫がかけるような十分な厚みが必要なのです。
尿やうんちが染みた猫砂は取り出して処理し、そこに新たな猫砂を足してあげましょう。
いつも十分な厚みがあるように気を配ってあげてください。
猫砂の使用で注意する点!
猫砂の注意点についてアース・ペットに聞いたところ、「猫が猫砂を誤飲しないようにしましょう」とのこと。
猫砂には、主成分が『ベントナイト』あるいは『ゼオライト』という鉱物であることが多いです。また、紙や木由来の原材料を使った猫砂でも体内に吸収されないとのこと。
水分を吸収するシリカゲルを使っている猫砂も増えていますが、シリカゲルは乾燥剤に使われるものです。
おせんべいなど、湿気を嫌うお菓子などに同梱されているのを見かけるでしょう。『食べられません』と書いてあることから分かるとおり、食べ物ではありません。
ただ、シリカゲルは科学的に安定した物質で、誤飲しても体内で消化吸収されないといわれています。
※写真はイメージ
おからを用いた猫砂もありますが、これは食べ物由来なので誤飲しても問題は起こさないとされています。
ただし、猫砂の粒が大きいタイプ、木由来などのものは誤飲すると消化管を傷付ける恐れがあります。そのため、特に子猫の場合には、誤飲しないように気を付けてあげましょう。
猫砂の処理には注意!
また、「猫砂の種類によって処理の仕方は変わります。自治体によっても廃棄物の分類が異なるので、お住まいの地域のルールに従い、適切に処理してください」とのことでした。
猫砂の処理は結構複雑です。まず、以下が主な処理方法です。
【猫砂の処理方法】
1.トイレに流す。
2.ルールを確認して『燃えないごみ』に出す。
3.ルールを確認して『燃えるごみ』に出す。
『1』のトイレに流すのが一番簡単ですが、前述した鉱物系の原材料を使った猫砂の場合には一般的にトイレに流してはいけません。
また、猫砂をトイレに流すのは禁止としている自治体もあります。この場合には、『トイレに流せます』という猫砂であっても、流してはいけません。
まず、自治体のルールを確認して、それに従って猫砂を処理するようにしてください。
猫砂の替え時とは?
猫飼いのみなさんは、猫砂の替え時について悩むかもしれません。アース・ペットに聞いたところ、このような回答がありました。
トイレの環境をきれいに保つために、月に1~2回、トイレ容器内の猫砂全量を取り替えましょう。取り替えの際は、トイレ容器の洗浄もしてください。
今まで使用していた商品から異なる商品に変える際は、急に全量を変えるのではなく、少量ずつ混ぜてから使用するのがお勧めです。そうすることで猫も新しい猫砂に慣れていきます。
ちなみに、アース・ペットのお勧めの猫砂製品を聞いてみました。
岡山県産のヒノキを使用している『猫砂楽園 森の香W』をお勧めします。日本の山を守るためには、間伐(かんばつ)や伐採が必要です。
伐採した木紛を猫砂に活用することで、日本の森林を生かし、リサイクルと自然環境を回しています。
特長は森林の香りとソープの香りでダブル消臭する点。しっかり固まり、燃やせる、流せるので、ゴミの処理も簡単です。
本記事で紹介したことを参考に、きれい好きな猫が気持ちよく用を足せるように、できる限りトイレを清潔に保ってあげてくださいね。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]