そのまま使い続けると火災の危険も 扇風機・エアコンの劣化を見極めるポイント
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- 出典
- gov_online
扇風機やエアコンは、暑い夏に欠かせない家電です。自然と使用時間も長くなりがち。だからこそ、安全性には気を配って使用する必要があるでしょう。
とはいえ、「具体的にどのような点に注意するべきか分からない…」と感じている人も多いのではないでしょうか。内閣府政府広報室の公式Instagramアカウント「内閣府政府広報(gov_online)」の投稿から、扇風機とエアコンを安全に使うためのチェックポイントを紹介します。
扇風機のチェックポイントとは
経年劣化した扇風機やエアコンを使用し続けると、思わぬ事故につながる可能性も。なかでも無視できないのが、火災リスクでしょう。万が一就寝中に着火した場合、避難が遅れる可能性もあります。
扇風機の場合、製造から10年以上経過した製品は、火災リスクが高まるとのこと。ほかにも、以下のようなポイントに注意してください。
・羽部分の不具合(ヒビや変形、回り方が不規則など)
・ガード部分の変形
・電源コードの不具合(明らかな破損や断線の可能性など)
・異臭
扇風機を使わない季節は、「コードをまとめて収納している」というご家庭も多いのではないでしょうか。無理にコードをまとめると、内部断線が発生します。
コード内で断線していると、出火の原因に。「コードに触れると、扇風機が回ったり回らなかったりする」というのは、断線の合図です。これらのトラブルを発見したら、使用を注意してください。
エアコンのチェックポイントとは
内閣政府広報では、エアコンのチェックポイントについても公開しています。
・電源プラグの異常(異常に熱い、変色など)
・異音
・異臭
・ブレーカーが頻繁に落ちる
・室内機からの水漏れ
エアコンの異常も、運転中の様子を注意深く観察することで察知できるでしょう。電源プラグや音、臭いには特に注目してみてください。
ブレーカーや水漏れは、「その都度対処すればいい」と思いがちですが、放置するとより深刻なトラブルに発展する可能性があります。故障であれば修理を、経年劣化が理由であれば買い替えを検討してみてください。安心安全に使用し続けるための鍵となるでしょう。
これらのチェックポイントについて、内閣政府広報は「当てはまったら、すぐに使用を中止してメーカーや販売店に相談」することを推奨しています。夏にフル活用する家電製品だからこそ、定期的なチェックは必須です。一つひとつのポイントを、丁寧に確認してみてください。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
[文・構成/grape編集部]