ひどい皮膚病に苦しんでいた犬 現在の姿に驚きの声「すごい変化だ」「かわいい!」
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飼い主「狙われていることに気付かず、ニッコニコ」 愛犬の後ろに写っていたのは…「背後を狙われていることに気付かず、ニッコニコの犬」このようなコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、ペキニーズのハオくんと暮らす、飼い主(@hao_kochi)さんです。

「意味が分かるまで2分かかった」 夏季休暇の貼り紙に『重大なミス』と思いきや?ある夏の日、街を歩いていたモチコ(@mochicco69)さんは、目にした貼り紙に違和感を覚えました。書かれていたのは、夏季休暇のお知らせ。お盆の時期になると、多くの店や施設で目にするため、決して珍しいものではないでしょう。しかし、モチコさんは貼り紙のある部分を見てツッコミを入れざるを得なかったようで…。
犬の病気の1つとして知られる、疥癬(かいせん)は、ヒゼンダニによって引き起こされる皮膚炎です。
疥癬は犬の皮膚に激しいかゆみをもたらし、毛が抜けたり、かさぶたができたりします。
それらの不快感は犬に大きなストレスをもたらすといいます。
ひどい疥癬にかかった犬の表情が…?
アメリカのテキサス州にある動物保護施設『オースティン・アニマルセンター』に、ひどい疥癬を患っている犬が保護されました。
タイニー・テイター・トットくんと名付けられた犬は、全身に疥癬が広がっていたのだそう。
保護された時のタイニー・テイター・トットくんは、病気のつらさに耐えているのが伝わるような表情をしていました。
『オースティン・アニマルセンター』で数週間の治療をした後、タイニー・テイター・トットくんは仮里親の家で引き続き療養することになります。
仮里親になった夫婦はタイニー・テイター・トットくんの疥癬が治るように献身的に世話をするだけでなく、たっぷりの愛情を注いであげました。
すると、ほんの2週間ほどで皮膚の症状がかなりよくなり、同時に表情まで変わったのです。
保護された時と、仮里親の家で過ごした後の写真がこちら。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
保護された時は皮膚が炎症を起こして赤くなり、毛が抜け落ちていました。現在は炎症もおさまり、きれいな毛が生えてきています。
何よりも大きな違いはタイニー・テイター・トットくんの表情。
生きる希望を失っていたような表情だったのが、健康な体を取り戻した後は目がキラキラと輝いて見えますね。
「ほんの2週間ほどで、タイニー・テイター・トットはすっかり新しい犬になりました」とつづられた投稿には、喜びの声が上がりました。
・とってもかわいい犬!すごい変化だ。
・この子の自信が現れているね!
・嬉しくて涙が出る。この犬を家に連れて帰れる人はラッキーだね。
この投稿の後まもなく、タイニー・テイター・トットくんは正式な里親に引き取られたそうです。
保護された時と、疥癬が治った後のタイニー・テイター・トットくんの表情は、まるで違う犬のよう。
体の健康を害すると、心までふさぎ込んでしまうのは犬も同じなのでしょう。
ついに元気になったタイニー・テイター・トットくんが、新しい家族のもとで幸せに過ごしていけるといいですね。
[文・構成/grape編集部]