【最新版】『味の素』の代用品13選! 身近な「アレ」が代用品として使える
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「『味の素』を切らしてしまった」「家にあるもので代用品に使えるものはないかな」「代用品を使って料理をする時はどんなことに注意すればいいのかな」などと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
『味の素』は、味の素株式会社が販売する粉末のうま味調味料で、料理の味を整えたり素材のうま味を引き出したりするのによく使われます。しかし、料理をしている最中に切れていることに気付き、困ってしまうことも少なくありません。
『味の素』だけを買いにコンビニやスーパーまで足を運ぶのは面倒なため、何かで代用したいと考えるのではないでしょうか。
そこで本記事では、『味の素』の代用品をご紹介。今ある調味料を使って料理を作れるようになるため、わざわざ買い物に行かなくても食事の支度ができます。今すぐ代用品を使いたい人は、ぜひ参考にしてください。
『味の素』の活用法
『味の素』の活用法は大きく2つあり、主に料理の味を整えるために用いられます。活用法を詳しくみていきましょう。
うま味を引き出す
『味の素』は、手軽に料理のうまみを引き出せる調味料です。料理にうまみを加えるためには、出汁を取るなど手間がかかるイメージを持っている人も多いでしょう。
しかし、『味の素』はうま味成分であるグルタミン酸を主成分とする調味料のため、料理に入れるだけで簡単に素材のおいしさを引き出せるのです。
『味の素』は粉末状になっていて水にも溶けやすいため、料理にも簡単に使えます。炒め物から汁物まで幅広く使えるので、手軽に料理をおいしくしたい時や素材のうま味を引き出したい時に便利です。
塩の代用品として使う
『味の素』は簡単に素材のうま味を引き出せるため、塩などの調味料をたくさん使わなくても料理をおいしく仕上げられます。塩の代用品として使えば、塩分量を抑えながらいつもと同じように料理が作れるでしょう。
『味の素』には塩分が入っていないので、料理に塩気をプラスすることはできません。しかし、料理にうまみを加えられるため、塩分を控えめにしても物足りなさを感じることが少なくなるのです。
塩分の摂りすぎは身体に不調をきたす恐れがあるため、健康のために控えめを心がけている人も多いでしょう。しかし、塩分控えめの料理は「味がしない」「おいしくない」というイメージがあり、敬遠する人も多いです。
『味の素』を上手に使えば、塩分が控えめでもうま味が感じられ、減塩前と同じように食事を楽しめます。
『味の素』の代用品13選
『味の素』を切らしてしまった時は、家にある調味料で代用できます。主な代用品を見ていきましょう。
昆布だし
昆布だしは『味の素』と同じグルタミン酸が多く含まれているため、代用品として使えます。グルタミン酸はアミノ酸の1種で、調味料などにもよく使われているうまみ成分です。
市販の昆布だしには、砂糖や食塩などが含まれているものがあるため、入れすぎると甘くなったり塩辛くなったりしてしまいます。代用する場合は味見をしながら、少量ずつ使うとよいでしょう。
市販の昆布だしがない場合は、昆布からだしを取るとより濃厚なうま味が再現できます。昆布は『日高』『利尻昆布』などだしとり用のものを使い、水出しや煮出しでだしを取って使ってください。
昆布茶
昆布茶は、粉末状の昆布に砂糖や塩などを入れて作られています。昆布にはうま味成分のグルタミンが豊富に含まれているため、代用品として活用できるでしょう。
粉末状のため『味の素』と同じように使え、炒め物などのうま味を引き出したい時にも使いやすいです。通常通りお茶としても飲めるため、家に常備しておくと幅広い用途に活用できます。
ただし、砂糖や塩分などが含まれているものが多く、塩気を感じやすいです。少量から調整しながら使い、砂糖や塩などを使う場合は少し減らしてみてください。
あられが含まれているタイプは、料理によっては味の邪魔になるため、取り除いてから使うのがおすすめです。
かつおだし
かつおだしには3大うまみ成分の1つであるイノシン酸が多く含まれているので、『味の素』の代用品になります。イノシン酸は『味の素』にも含まれており、主に動物性の食材に多く含まれているうま味成分です。
かつおだしはかつおの風味が残るため、『味の素』を使った時と比べて料理の仕上がりに差が出る場合があります。煮物などだし汁を使う料理なら、かつおの風味が気になることなく使えるでしょう。
イノシン酸は、グルタミン酸を組み合わせることでよりうま味成分が強くなります。時間があればグルタミン酸を多く含む昆布を加えて一番だしを取るとさらにおいしくなるので、ぜひ試してみてください。
白だし
昆布やかつおぶしなどが配合された白だしは、ベースにうま味成分を含んだだし汁が使われており、『味の素』の代用品として使えます。
醤油やみりんなどが含まれた白だしは、最初から味がしっかりとついているため、料理によっては白だしだけで味付けが完成するでしょう。
白だしは無添加の商品も販売されているので、添加物が気になる人でも使いやすい代用品です。ただし、塩分や砂糖が多く含まれた白だしは使いすぎると味が濃くなりやすいので、入れすぎないように注意してください。
ハイミー
味の素株式会社の『うま味だし・ハイミー®』は、『味の素』と同じうま味調味料の1つです。『味の素』の2.5倍のうま味成分が含まれています。原材料が同じなので代用品として使えるでしょう。
少量でうま味とコクが出せるので、『味の素』と同じ量を使うと味が濃くなりすぎます。少なめを意識して少量から使ってみてください。
ハイミーは、煮物や汁物などに使いやすい調味料です。こってりした料理やじっくり煮込む料理に使えば、ハイミーのコクがうまく生かせるでしょう。
チーズ
チーズはグルタミン酸が多く含まれている食品です。特に洋食との相性が抜群で、コクとうま味が出ておいしくなります。洋食以外にも、から揚げなど和食に少量入れるのもおすすめです。
ただし、入れすぎるとチーズの味が強く出すぎてしまい、料理の味を変えてしまうので注意が必要。また、チーズは脂質が高く取りすぎるとカロリーオーバーになりやすいため、使いすぎに気を付けましょう。
鶏ガラスープの素
中華料理によく使われる鶏ガラスープの素も、グルタミン酸が多いので『味の素』の代用品として使えます。鶏ガラスープは各社から出ており、無添加タイプなどもあります。コクがあるもののあっさりしているので、和食から洋食まで幅広く使えるでしょう。
ただし、鶏ガラスープは『味の素』と違って塩分が多く含まれているため、量を調整する必要があります。味見をしながら少しずつ使ってみてください。
『ウェイパー』
廣記商行の『ウェイパー』は、簡単に『風味』『コク』『うま味』を再現できる万能調味料です。
鶏ガラや豚ガラをじっくり煮込み、野菜エキスやスパイスなどを調合して作られているため複数のうま味成分が含まれており、『味の素』の代用品として使うとコクのあるおいしさが再現できます。
主に中華料理の味付けに使われることを前提にした商品のため、すでにしっかり味がついているのが特徴です。
使いすぎると味が中華料理っぽくなってしまうので、少量から試してみましょう。カレーやパスタの味付けにも使えるので、うま味が足りないと感じた時にぜひ試してみてください。
みそ
みそにもグルタミン酸が多く含まれているため、『味の素』の代わりとして使えます。大豆が発酵する過程でグルタミン酸が作られるため、熟成させたものほど強いうま味が感じられ、コクが出るでしょう。
野菜炒めなどの隠し味に使うことも多く、『味の素』がなくても料理のうま味を引き出せます。みそはくせが強いため、素材そのものの味を楽しむ淡白な料理には不向きです。
また、塩分が多いため、使いすぎにも注意が必要。もともとみそを使うレシピや、加熱して風味や味が飛ぶものに使うと、みそのうま味をうまく生かせるでしょう。
コンソメ
コンソメは、お肉と野菜のうま味が凝縮された調味料です。コクやうま味が簡単に出せるため、『味の素』の代用品になります。牛やチキンエキスが含まれているので肉料理と相性がよく、洋食全般に使えるのが特徴。
コンソメは顆粒と粉末タイプがあり、料理に合わせて選ぶと使いやすいです。炒め物なら顆粒タイプを使うと量の調整がしやすくなります。汁物や煮物に使う場合は、固形タイプがおすすめです。
和食にも使えますが入れすぎると洋風に仕上がってしまうため、顆粒タイプを少量ずつ入れてみてください。
醤油
醤油はグルタミン酸を豊富に含んだ調味料で、料理に深いうま味をもたらしてくれます。原材料である大豆や小麦が分解される時にグルタミン酸が生まれるためで、中でも長期間熟成させたたまり醤油は、うま味成分がたっぷり含まれています。
料理にコクを加えたい時に使うのがおすすめで、少量でもしっかりうま味が感じられる調味料です。醤油には塩分が含まれているため、使いすぎると塩味を強く感じてしまいます。
『味の素』の代わりに使う時はレシピの塩分を減らすなど、量を調整しながらして使ってみてください。
干ししいたけ
干ししいたけには、グアニル酸が多く含まれているのが特徴。グアニル酸はしいたけを干す過程で生まれるうま味成分で、『味の素』にも含まれています。しいたけにはグルタミン酸も多く含まれているため、グアニル酸との相乗効果で強いうま味が感じられるのが特徴です。
『味の素』の代用品として使う時は、干ししいたけをひたひたの水に浸け、冷蔵庫などで1晩かけてゆっくり戻してみましょう。
冷水で時間をかけて戻すことで、うま味成分がしっかり水に溶け出し、おいしいだし汁ができます。戻した干ししいたけは、そのまま料理に使ってください。
『ほんだし®』
味の素株式会社の『ほんだし®』は、鰹節を使った和風だしの素で、鰹節の香りとコク・うま味が特徴です。和風料理の出汁として使われることが多く、グルタミン酸を多く含んでいるため、『味の素』の代用品として使えます。
簡単にうま味が再現できる調味料ですが、かつおの風味や塩分が配合されているため、入れすぎには注意が必要です。大量に使うとかつおだしの風味が勝ってしまい別の料理になりかねないので、味見をしながら少量ずつ使いましょう。
『味の素』は身近なもので代用しよう
『味の素』は素材のうま味を引き出したり、全体の味を整えたりできる調味料です。塩を効かせなくてもおいしい料理が作れるため、塩分を減らしたい時や薄味で満足したい時におすすめです。
自宅に『味の素』がない時は、昆布だしや白だしなどのうま味成分が含まれている調味料が代用品として使えます。
ほかにも鶏ガラスープの素や醤油など、家にあるいつもの調味料が代用品になるので、『味の素』を切らしたからといって慌てて買いに行く必要はありません。
ただし、調味料の中には砂糖や塩が含まれているものも多いため、少量から加え、味見をしながら調整するとよいでしょう。代用品の中には風味が強いものもあり、大量に入れると代用品の味や風味が勝ってしまい、違う料理になりかねません。
コンソメや『味覇(ウェイパー)』、みそなど、風味やくせの強い代用品を使う時は少量から試し、方向性が合っているものを使うと失敗しにくいです。代用できるものは身近にたくさんあるので、上手に活用してみてください。
[文・構成/grape編集部]