「初耳」「勉強になる!」 国によって使われる洗濯機の違いにビックリ
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現代の生活に欠かせないのが洗濯機です。そんな洗濯機ですが、世界中で同じようなものが使われていると思っていませんか。実は、国によって使われている洗濯機の種類が異なるのです。
Instagramにて、家電とコインランドリー用洗濯機ブランドのアクア株式会社(aqua_jp_official)が、世界中で使われている洗濯機について紹介していました。使われている洗濯機の種類によってその地域の文化や環境が分かるので、とても面白いですよ。
・日本やアジアで使われている『渦巻式』
・アメリカで使われている『攪拌式』
・ヨーロッパで使われている『ドラム式』
それぞれの地域で主流となっている洗濯機の特徴を少しずつ見ていきましょう。
日本やアジアで使われている『渦巻式』
日本やアジアで一般的に使われている洗濯機は、『渦巻式』です。洗濯機の中で、水が縦に渦巻いて、その水流で洗濯物の汚れを落とします。
日本やアジアのほとんどの地域では、水が豊富です。そのため、水の流れを利用して洗濯物の汚れを落とす『こすり洗い』が主流になりました。
洗濯物を洗濯板でこすって汚れを落としているイメージをすると、分かりやすいでしょうか。
アメリカで使われている『攪拌式』
洗濯機の発祥地であるアメリカで使われているのは、『撹拌式』の洗濯機です。攪拌式の洗濯機には、中心にハネが付いています。このハネが洗濯物を回すことで、汚れが落とされます。
撹拌式の洗濯機の特徴は、布が絡まってしまうことが少ないことと、洗濯機のサイズが大きいことです。
ヨーロッパで使われている『ドラム式』
ヨーロッパでは、『ドラム式』の洗濯機が一般的です。アジアやアメリカの洗濯機と違い、洗濯物を入れる箇所が正面に付いています。
ドラム式の洗濯機は、ドラムを回転させることで衣類を持ち上げて落とす『たたき洗い』や、小刻みに衣類を動かす『もみ洗い』で汚れを落とすことが特徴的です。
ヨーロッパには、『たたき洗い』や『もみ洗い』の文化があります。そのため、ヨーロッパの人々には、これらの機能が備わっているドラム式の洗濯機が適しています。
また、ヨーロッパでは洗濯する際にお湯で洗うのが主流です。
ヨーロッパのほとんどの国は、硬水地域です。硬水にはミネラルが多く含まれており、石鹸や洗剤に含まれる汚れを落とす物質に反応すると、洗剤の洗浄力が弱くなります。
そのため、ヨーロッパのほとんどの洗濯機は、洗剤を溶けやすくするために50~60℃まで水温が上がるようになっています。
また、ヨーロッパでは洗濯機と乾燥機を分けて使う家庭も多いのだそうです。洗面所に洗濯機と乾燥機が2台並んでいるイメージです。かなりスペースをとってしまいそうですが。
洗濯機の種類によって、その地域の文化や環境が垣間見えて、面白いですね。海外に行った際は、洗濯機にも注目してみてはいかがでしょうか。
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[文・構成/grape編集部]