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全身の75%に大火傷を負った子犬 成長し、人を癒す存在になる

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:a katz / Shutterstock.com

アメリカ、サウスカロライナ州の火災現場で救出されたものの、全身の75%もの面積に火傷を負ってしまった子犬。

しかし、子犬の飼い主さんは経済的に貧しかったため、治療を受けさせることができませんでした。

そこで名乗りをあげたのが、子犬を救出した消防士の、ビル・リンドラーさん。彼は、子犬を引き取り育てることを決意しました。

その後、子犬はジェイクと名付けられ、新しい飼い主であるリンドラーさんの元で順調に回復。

火傷の後は残るものの、それを物ともせず元気に育っていきました。

消防署の人気者に

そのうち、リンドラーさんは時折、勤務先であるハナハン消防署へジェイクを連れて行きました。

消防士とは常に死と隣り合わせの危険な職業、そんな中で、ジェイクは署員に癒しを与えてくれていたのでしょう。いつしか消防署に専用のベッドができるほど、署員たちから愛される存在になっていきました。

マスコットキャラだったのが、なんと…!

すっかりマスコットキャラとして人気者になっていたジェイク。

しかし、それだけでは終わりませんでした。なんとハナハン消防署の正式な隊員に任命され、消防犬として活躍することになったのです!

消防犬としての書類には、サインの代わりにジェイクの足跡が!

任務内容は火災予防の啓蒙活動!

ジェイクに与えられた主な任務は、火災予防の啓蒙活動。子どもたちのために、学校で行われる講習に同行しています。

啓蒙活動も、人の命を事前に守ることができる大切な活動のひとつ。活動中のジェイクの隣には、飼い主であり、最良の相棒であるリンドラーさんの姿も!

また、リンドラーさんはジェイクを、火傷負った人々をはげますセラピー犬として育てたいのだそう。

大火傷を負った子犬が、消防犬として人を助ける存在になるとは、いったい誰が思ったでしょう。ジェイクの成長ストーリーに拍手が止まりません。

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出典
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