![透明なパックに入った大粒のイチゴ](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2024/01/colly_4977thumb1.jpg)
※写真はイメージ
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- 出典
- 農林水産省ホームページ
赤い実が印象的でスイーツには欠かせない『イチゴ』は、1月から旬を迎えます。スーパーやデパートなどでも見かけるようになりましたが、どの部分が甘いか知っていますか。
農林水産省のウェブサイトでは、イチゴは「どの部分が甘いのか」を紹介しています。甘い部分を知って、おいしく食べてみましょう。
イチゴが甘いのは「下側」
イチゴは先端部から熟していくため、ヘタの部分よりも先端のほうに糖が多く蓄積しています。
ヘタよりも中央、中央よりも先端が甘いので、ヘタをカットして中央から食べ始めると、最後により甘く感じられます。
イチゴを食べる時に、ヘタのほうを持って実の先端から食べる人は多いのではないでしょうか。
イチゴの最も甘いのは先端になるので、最後まで甘さを持続させるのであれば「ヘタのほうから食べる」のがおすすめです。
イチゴの保存方法
イチゴの魅力は、甘酸っぱさとみずみずしさです。しかし、傷みやすくデリケートでもあるので、水で洗った後はしっかりと水気を取りましょう。
イチゴを生で保存するよりも、ジャムにするほうが保存期間を長くできます。
イチゴの豆知識
イチゴは一般的に果物のように食べられていますが、分類上は「野菜」です。農林水産省の調査でも「野菜」とされ、果物と分類されていません。
しかし、果物のように食されていることから「果実的野菜」と呼ばれることもあります。
園芸学では、木の実(木本性)は果物(果樹)、草の実(草本性)は野菜と分類します。草本性であるイチゴは野菜。また、農林水産省の作物の統計調査でも野菜に含まれています。
また、イチゴは真っ赤な実が印象的ですが、赤い部分は果実ではないことを知っていますか。
イチゴの表面にあるツブツブは種ではなく、一つひとつが果実です。それぞれのツブツブの中に種が入っています。
1粒のイチゴは、200個から300個の果実が集まった「集合果」。私たちが果実だと思って食べている甘い部分は、実際は茎の先端の花床(かしょう)が膨らんだ偽果(ぎか)です。
甘いイチゴの見極め方は「ツブツブが赤くなっている」「ヘタの近くまで赤くなっている」「ヘタが反り返っている」の3つです。イチゴを購入する時は、この3つに注目してみましょう。
農林水産省の公式ウェブサイトでは、ほかにもイチゴに関する豆知識を紹介しています。ぜひ、チェックしてみてください。
[文・構成/grape編集部]