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こんなにいろんな使い方があったのか! 災害時に役立つラップの使い方を紹介

By - COLLY  公開:  更新:

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フローリングの床に並んだ2つの非常用袋

※写真はイメージ

災害に備えて防災グッズを準備している人も多いでしょう。非常食や日用品など必要だと思うものを詰め込んでいると思いますが、ぜひ常備して欲しいのが「食品用ラップ」です。どんな活用法があるのか紹介します。

食品用ラップの災害時の活用方法

日本では地震や水害など自然災害が多く発生する国といわれています。災害に対する知識と備えが重要で、災害時に役立つ「防災グッズ」を準備している人も増えています。

しかし、あれもこれもと詰め込みすぎると収納する場所に困ったり、災害時に重すぎて持ち出せなくなったりしてしまいます。自分や家族にとって本当に必要なもの、便利で役立つものをよく考えることが大切です。

用意しておくと便利なものとは、1つのアイテムで何通りもの使い方ができるものです。その1つに「食品用ラップ」があります。

ラップというと、食品を保存するためにお皿や容器にかけたり包んだりするものですが、「水や汚れに強い」「固定できる」という特長を利用してさまざまな場面で役立ちます。

災害時や非常時に役立つラップの活用法を紹介しているのは、Instagramで便利なライフハックを日々発信しているあべももこ(abemomo_gram)さんです。

防災士の資格を持つあべさんのアイディアとは、いったいどのようなものなのでしょうか。

1.傷のガード

ラップを巻いた腕

災害時にケガをして絆創膏や包帯などがない場合、ラップが応急処置に使えます。使い方は、傷口をきれいに洗ってラップをぎゅっと巻くことで保護できます。

2.簡易ギプス

添木を当てた腕にラップを巻きつけている様子

ラップと板など添え木となるものがあれば簡易ギプスにもなります。骨折した部分に添え木をしてラップをぐるぐると巻いて固定してください。

包帯よりもほどけにくく水にも強いというメリットがあります。ただし、あくまでも応急処置なので、できるだけ医師の診察を受けましょう。

3.防寒具

ラップを巻いた熊のぬいぐるみ

ラップと新聞紙を組み合わせれば防寒具となります。お腹を温めたい時は、胴回りに新聞紙を巻いて、その上からラップをぐるぐると巻き付けるだけです。

腕や脚なども温められて、新聞の枚数や大きさを調整すれば小さい子供から大人まで使えます。

4.食器の汚れ防止

クロワッサンとハンバーグのおもちゃ

災害時は水を自由に使えないので、食器を気軽に洗うことができません。食器にラップを敷いてその上に食べ物を乗せれば、食器が汚れないため洗う必要がなくなります。

5.スポンジ代わり

青色の皿を洗おうとしている様子

使い終わったラップは、くしゃっと丸めるとスポンジ代わりにもなります。泡立ちもよいので、食器や体を洗う際に使えます。

6.簡易ロープ

ラップをねじってロープ状になった様子

ラップを長めに切ってねじったもの3本作り三つ編みにします。束になることで強化されて簡易ロープになります。

7.伝言ボード

ラップにマーカーで文字を書いている様子

ラップを広げて壁に貼ると伝言ボードとしても使えます。水性ペンで書けば、消すことができ何度も書き直せます。家族と連絡が取れなくなった時に重宝します。

何通りも使い方があるラップは災害時に非常に役立ちます。防災グッズにまだ入れていない人はすぐに入れておきましょう。

※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。


[文・構成/grape編集部]

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出典
abemomo_gram

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