冷凍ご飯の解凍がベチャ付く? 避けたい方法とふっくら仕上げるコツがこちら
公開: 更新:


電子レンジで加熱中にラップに穴が… 爪楊枝の裏技に「コレは賢い」「知らなかった」料理のレンジ加熱の時や保存の時に便利なラップですが、ラップそのものが料理を押し潰してしまうのは困りものです。レンジ加熱では穴が開いてしまうことも。そんな悩みを解決できる、爪楊枝を使った裏技を紹介します。

『くぼみ』を作った冷凍ごはん レンチンしたら… 「このメリットはうれしい」冷凍ごはんを解凍する際に、気になるのが加熱ムラです。全体を素早く均一に温めるためには、冷凍のタイミングである工夫を取り入れるのがおすすめです。忙しい人にも役立つ、ごはんの冷凍ライフハックを紹介します。
- 出典
- タイガー魔法瓶
冷凍ご飯を解凍した時に、パサパサしていたり硬かったり、あるいはべちゃっとしていたりなどで『おいしくない』と感じたことはありませんか。
冷凍ご飯をおいしく食べる最大のポイントは『炊きたてを冷凍する』ことですが、解凍の仕方でもおいしさが変わります。
解凍が毎回上手にできない人は、解凍の仕方を見直してみましょう。
タイガー魔法瓶株式会社のウェブサイトでは、冷凍ご飯を解凍する手順とコツを紹介しています。
『あたため』で解凍する
※写真はイメージ
多くの電子レンジには、『あたため』と『解凍』の2つの機能が付いています。
冷凍したお肉などは解凍機能を使うので、冷凍ご飯も解凍機能での解凍が最適だと思う人もいるでしょう。
しかし『解凍』と『あたため』は役割がまったく違い、『解凍』は冷凍食材を生の状態に戻す、『あたため』は加熱することを目的としています。
『解凍』だと冷凍ご飯をふっくらさせるどころか温まりも悪くなるので、『解凍』ではなく『あたため』を使うようにしましょう。
また、『解凍』と同じくらい避けたいのが『自然解凍』です。
チャーハンなどにする場合は、電子レンジを使う必要がないように感じるかもしれません。
フライパンを使えば、ご飯を『温める』ことはできますが、自然解凍によりご飯そのものの味や質感は落ちてしまいます。
白米のまま食べるにしても、調理をして食べるにしても、電子レンジの『あたため』で解凍するようにしましょう。
冷凍ご飯をふっくらさせる解凍のコツ
冷凍ご飯を炊きたてのようにふっくらさせるために、解凍の仕方も工夫しましょう。
一般的なお茶碗1杯ぶんの加熱時間は『600Wで3分』です。温めすぎるとべちゃべちゃしたり、硬くなったりします。
温めすぎを防ぐには『温めむらによる時間の追加』をなくすのがベストなので、温めの工程を2回に分けましょう。
この方法で温めても『べちゃっと感』が残る場合は、2回目の温めの時にラップを外してみましょう。
ラップは水分を逃さない特性があるので、ラップを外すことで水分量を調整できますよ。
冷凍ご飯は、忙しい日のご飯やお弁当に活躍します。炊き立てに近いおいしさを味わうためにも、正しい解凍方法を取り入れましょう。
[文・構成/grape編集部]