結露は東京保健医療局の指針を参考に すぐ始められる対策で家中が快適になる
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※写真はイメージ
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- 出典
- 東京保健医療局
冬の悩みの1つといえば結露です。気が付いたら家のあちこちに付いた水滴は、放っておくと壁や床をびしょ濡れにしてしまうことも。できるだけ防ぎたいと思うのなら、東京保健医療局の指針を参考にしてみませんか。
結露が発生する原因と日常でできる対策
結露は空気中に含まれている水蒸気が原因です。家でよく起こる結露の多くは、室内で高温多湿になっている空気が冷たい壁や窓ガラスに触れ、温度が下がって水滴に変化することが原因です。
結露を完全に防ぐことは難しいかもしれませんが、日常でできる対策で結露が発生する可能性を下げやすくなります。東京保健医療局の指針にある対策を取り入れて、結露に負けない快適な住環境を作りましょう。
1.室内に過剰な湿気を出さない
湿気は結露の原因です。生活のなかで多すぎる湿気を出さないことが何よりも有効な対策になります。できることから取り入れましょう。
・料理の時には換気をする
・浴室のドアは開けっぱなしにしない(換気扇や窓開けを活用する)
・ストーブの上でお湯をわかさない
・洗濯物は外に干す
・室内に置く植物や水槽は適度な数で
・寝る前に5分ほどの換気
・除湿機の利用
2.住宅内の空気の流れをよくし、極端に冷えた部屋を作らない
空気の流れが悪い場所や極端に冷える部屋には結露が発生しやすくなります。家中を見直し、結露ができそうな場所には以下の対策がおすすめです。
・家具と後ろの壁の間は5㎝以上の空間を作る
・家屋の北側になる押し入れには床や側壁にスノコを置く
・極端に冷える部屋には断熱材や二重窓の導入を検討する
家屋全体の対策をする場合、少し労力が必要かもしれません。それでもひどい結露に悩まされるよりはずっとよいのではないでしょうか。
東京保健医療局が結露防止を呼びかける理由
「結露なんて拭き取ればいいじゃない」と思う人もいるかもしれません。しかし、結露は放っておくと思わぬ事態を招くことがあります。
家が傷む原因になるどころか、健康上にも問題が出てしまうかもしれません。
何より、湿気でじめじめとして、空気がよどんだ室内は暮らしにくく、冬の毎日が憂うつになってしまいます。低温・高湿度に気を付けて対策を取り入れつつ、結露を寄せ付けない環境を作りましょう。
[文・構成/grape編集部]