重曹で洗濯をするメリットは?効果的な方法や注意点も解説
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重曹は洗濯・掃除・料理などさまざまな場面で役立つ、便利アイテムです。 特に、重曹で洗濯物の臭いが取れたり、シミが取れると聞いた人もいるかもしれません。
ただし、効果的な使い方をしないと、重曹に期待する効果がでない可能性もあります。それどころか、誤った使い方をすると洗濯物を汚したり痛めたりする可能性もあります。「洗濯で効果的に重曹を使いたい」と思って使用したのに、逆効果になったら困るところです。
そこで、本記事では洗濯における重曹の使い方を紹介します。
また、重曹を使用するメリットと、洗濯で使用する際の注意点も解説します。 重曹のメリットを理解した上で使い方が分かる記事になっているので、ぜひ最後まで読んでください。
そもそも重曹とは
テレビやSNSでよく目にする重曹ですが、そもそも重曹とは一体何なのでしょうか。
重曹とは「重炭酸ソーダ(炭酸水素ナトリウム)」のことを指します。身体に無害な物質として、ベーキングパウダーの原料や医薬品に古くから使われてきました。最近はお掃除の万能アイテムとしてテレビでも取り上げられており、ドラッグストアやスーパーでも手軽に買えるようになりました。
重曹ができることは、以下の通りです。
重曹は掃除・洗濯・料理など、さまざまな用途で使用されています。うまく活用できれば日々の暮らしが便利になるので、ぜひ重曹を取り入れてみてください。
ちなみに、重曹は食用・薬用・工業用の3種類に分かれ、純度や衛生管理上の違いで分類されています。基本的に、洗濯に使用する重曹は工業用です。
ただし、直接肌に触れるため肌荒れが不安な人は、食品用の重曹を使用しましょう。
洗濯で重曹を使用するメリット
洗濯で重曹を使用すると、さまざまな効果があります。しかし、実際にどんな効果があるかが分からないと、購入しようと思いづらいものです。そこで、洗濯で重曹を使用するメリットを紹介しましょう。
洗濯物の消臭効果が得られる
洗濯で重曹を使用すれば、消臭する効果が得られます。重曹は弱アルカリ性なので、酸性物質のニオイを中和して分解する働きがあります。
重曹は部屋干し特有の生乾き臭にも効果的です。部屋干し臭が発生する原因は、洗濯物に残った汚れと雑菌です。洗濯物が乾かずに時間が経過すると、汚れから雑菌が繁殖して臭いが発生します。
外干しなら日光で除菌できます。しかし部屋干しの場合は、乾くまでの時間が長くなることで、雑菌が繁殖しやすい傾向にあり、対策が必要です。そこで部屋干しの際に重曹を使用すれば、臭いや雑菌の防止効果を得られます。
ガンコな油汚れや皮脂汚れを落とせる
重曹は、油汚れや皮脂汚れ落としにも効果的です。衣類の油汚れや皮脂汚れは、放置すると黄ばみの原因になります。特にワイシャツの襟や袖口周りなど、肌に直接触れる部分は黄ばみやすいものです。
そこで、油汚れには重曹がおすすめです。重曹は弱アルカリ性の物質ですが、熱を加えればアルカリ成分が強くなる特徴があります。アルカリ成分が強くなることで、がんこな汚れも落ちやすくなります。
衣服の黄ばみは清潔感に欠けるため、色が気になりはじめた時には重曹を使用してみてはいかがでしょうか。
柔軟剤の代わりになる
重曹は柔軟剤の代用品になります。なぜなら、重曹には衣類を柔らかく仕上げる効果や、静電気を抑える効果があるからです。
重曹は基本無臭なので、柔軟剤の強い香りや界面活性剤が苦手な人でも使用可能です。液体洗剤に重曹を混ぜれば、衣服をふんわり仕上げられます。これまで柔軟剤を使いたくても使えなかった人は、ぜひチャレンジしてみてください。
肌や環境にやさしい
重曹は自然由来の成分なので、肌荒れが気になる人も安心して使用できます。特に敏感肌な人や赤ちゃんの衣服を洗濯する時には、重曹を使用するのがおすすめです。
また、自然由来なので川や海に洗剤が流れても、水が汚れる心配がありません。化学物質を使用した洗剤より環境にもやさしいので、安心して使用できます。
肌荒れが気になる人や、環境に配慮した洗剤を使用したい人は、ぜひ重曹を手にとってみてください。
洗濯で重曹を使う方法
重曹には消臭効果や柔軟剤効果など、さまざまなメリットがあります。しかし、使い方が分からないと購入する勇気が出にくいものです。そこで、洗濯で重曹を使う方法を紹介しましょう。
洗剤と合わせて使う
重曹だけでは取れない強い汚れが衣服に付着している場合は、液体洗剤と合わせて使うと効果抜群です。重曹には油汚れをとる効果があるので、がんこな汚れには効果的です。
使用量は通常の洗濯で使う洗剤の量の、半分を重曹にするのが目安。重曹を使う時には、お湯に溶かした重曹を洗剤より先に入れることがポイントです。重曹の後に洗剤を入れれば、水が柔らかくなり泡立ちがよくなります。
さらに注意点として、重曹と洗剤を入れた上で、しっかり溶けたことを確認してから洗濯物を入れてください。先に洗濯物を入れると、洗濯物に重曹が付着してダマになるので注意が必要です。
重曹を部分洗いやシミ抜きで使う
シャツの襟や食べこぼしなど、部分洗いやシミ抜きでも重曹が活躍します。特に、重曹ペーストで部分洗いするのがおすすめです。
使い方は簡単です。容器に重曹を入れ、ぬるま湯を少しづつ加えながらペースト状にします。後は気になる汚れ部分に塗り込むだけです。汚れが強い場合は、さらにその上から洗剤をたらして染み込ませ、30分以上放置してから洗濯機で洗うと汚れが落ちやすくなります。
重曹で気になるニオイを消臭する
重曹を溶かして衣類をつけ置き洗いすれば、気になる衣類の臭いも消臭できます。重曹は生乾き時の雑菌繁殖を抑制する効果があるので、主に部屋干しが多い人におすすめです。
使い方は、容器にぬるま湯と重曹大さじ1杯を入れ、混ぜます。次に衣類をお湯と重曹の入った水に入れ、30分程度つけ置きします。最後に衣類を取り出し、そのまま洗濯しましょう。
重曹を柔軟剤として使う
重曹は柔軟剤の代わりとして活用できます。
使い方は、ふだん使用している柔軟剤と同じ量のぬるま湯に、重曹を大さじ1杯入れて混ぜるだけです。衣類を洗う時に柔軟剤の投入口に入れ、通常通り洗濯しましょう。さらにふんわり仕上げたい時には、すすぎの際にも重曹を3分の2カップ入れてください。
重曹で洗濯する際の注意点
重曹を使って洗濯する際には、何点か注意するポイントがあります。注意点を守らず使用すると、大事な衣類が色落ちしたり、洗濯機を壊したりする可能性があります。そこで、重曹を使用する際の注意点を紹介しましょう。
重曹が使えない洗濯機もある
重曹は肌にやさしく、強い汚れを落としてくれる万能アイテムですが、重曹が使えない洗濯機もあります。
重曹が使えない洗濯機で使用すると、溶けきらなかった重曹がホースに詰まり、故障する可能性があります。重曹を洗濯で使用する際には、必ず洗濯機の取扱説明書を読んでから使用しましょう。
特にドラム式洗濯機は使用できない機種が多いので、必ず確認してください。
色落ちや変色に気をつける
重曹を洗濯で使用する際には、色落ちや変色に気をつけてください。色柄ものの衣類に重曹を使用すると、色落ちや色移りをすることがあります。
重曹を洗濯で使用する際には、まず目立たない場所で試してから使うことがおすすめです。特に麻などの天然素材や、デニムは注意してください。また、シルクやウールのようなデリケートな衣類に使用すると、痛む可能性もあるので気をつけましょう。
必ずぬるま湯で使う
重曹は、必ずぬるま湯で溶かしてから洗濯機に入れましょう。重曹は水に溶けにくい性質があります。そのため、冷たい水で洗濯すると溶けきらずにダマになり、ホースを詰まらせる可能性があります。また、溶け残りが出ると衣服について汚れてしまうので、注意しましょう。
重曹を洗濯で使用する際には、40℃前後のぬるま湯で溶かしてから、使用してください。
重曹を入れすぎない
「洗浄力を上げたいから」「より臭いを取りたいから」といって、重曹を入れすぎないようにしましょう。
重曹を多く入れれば効果が上がるわけではありません。重曹は水に溶けにくいため、入れすぎるとダマになって溶け残り、洗濯物に汚れが付着する原因になります。パッケージなどに記載されている、使用量を必ず守るようにしましょう。
重曹+αの組み合わせ
重曹は液体洗剤と組み合わせることで、皮脂汚れを落としたり、消臭効果を得られたりします。そのうえ、さらにもう1アイテム組み合わせると追加効果を得られます。そこで、洗濯で使える重曹+αの組み合わせを紹介しましょう。
重曹+クエン酸
重曹とクエン酸を組み合わせると、相乗効果を生み出します。クエン酸と重曹が合わさることで、化学反応が起き二酸化炭素の泡が発生します。この泡が衣服の繊維の奥まで浸透することで、頑固な汚れを取り除いてくれます。
液体洗剤+重曹だけでは汚れが取れなかった場合、クエン酸も合わせて使用してみましょう。
重曹+酸素系漂白剤
重曹と酸素系漂白剤を混ぜて使う方法も、効果的です。重曹にはもともと皮脂汚れや色素を分解する効果があるため、漂白にも有効です。しかし、重曹単体ではアルカリ性が低く、強い汚れを完璧に漂白することが難しい場合もあります。
そこで、強い漂白効果を得たい場合は酸素系漂白剤も合わせて使用することがおすすめです。注意点として、塩素系漂白剤は必ず使用を避けてください。塩素系漂白剤を使用すると有害ガスが発生する可能性があるため、漂白剤を使用する際には必ずパッケージの注意表記を見てから使いましょう。
重曹+酢
料理に使う酢と重曹を組み合わせると、クエン酸と同様に中和反応により泡が発生し、油汚れを浮かせて分解できます。またお酢には生地をふっくら仕上げる効果があり、タオルのゴワゴワを軽減する効果があります。
お酢を使用すると聞くと「においが気になる」という人もいるかもしれません。しかし、重曹と化学反応を起こすことで、特有のにおいが軽減されます。
注意点として、洗濯で使用するお酢は穀物酢を使用してください。砂糖が添加されている場合、洗浄力や殺菌力が弱まるため、砂糖無添加の酢を選びましょう。また、使用量は必ず守ってください。全自動洗濯機の場合、水45ℓに対してお酢50ccが目安です。ただしドラム式の洗濯機の場合、酢の量は、水45ℓに対して小さじ1程度に控えましょう。
まとめ
重曹は洗濯において、シミ抜きや臭い取りなどさまざまな場面で役立ちます。
ただし、正しい方法で使用しないと効果が発揮できません。それだけではなく、逆に衣服を汚したり洗濯機を壊したりする可能性もあります。使い方や注意点を理解したうえで、正しく重曹を活用して、快適な洗濯ライフを送りましょう。
[文・構成/grape編集部]