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「私は耳が聞こえません」の紙を見せた店員 すると客が…「涙が出た」「かっこよすぎる」

By - grape編集部  公開:  更新:

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店員と母親の漫画

世の中には、さまざまな障がいを持っている人が存在します。健常者が当たり前のようにしていることも、一部の人は大きな壁のように感じていることでしょう。

そんな『壁』をできるだけ取り除くべく、社会が進めているのがバリアフリー化。まだまだ課題はあれど、さまざまな取り組みが行われています。

例えば店のレジでは、聴覚障がいのある店員と客のため、指差しボードを目にする機会も少しずつ増えてきましたよね。

『耳の聞こえない店員』に出会った母親

ある日、母親と一緒にカフェに立ち寄った、ありま(@arimama_umauma)さん。

いつものように、レジで「ホットコーヒーをください」と声に出して注文をしようとしたところ、店員は1枚の紙を差し出してきました。

そこに書かれていたのは「私は耳が聞こえません」というメッセージで…。

店員と母親の漫画
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声でコミュニケーションがとれずとも、指差しボードを使えば、聴覚障がいのある人でもレジ業務に携わることができます。

紙に書かれたメッセージを読み、事情を理解したありまさん親子。すると、母親はすぐさま手話を使い、店員と円滑にコミュニケーションをとり始めたのです!

手話を覚えている健常者は多いとはいえません。また、仮に覚えていたとしても、実践となると「間違えてしまったら恥ずかしい」「失敗して相手を困らせてしまうかも」と及び腰になってしまいがちです。

しかし、母親は持ち前のポジティブ思考と行動力で、手話でのコミュニケーションに挑戦。その姿に、ありまさんは改めて、1人の人間として母親を尊敬したといいます。

『優しい世界』への近道が描かれた、ありまさん親子のエピソードは拡散され、さまざまな声が上がりました。

・手話に限らず、コミュニケーションの壁を軽く超えられる人は本当にすごい。

・これはかっこよすぎる!覚えていることだけでなく、実行に移せるって尊敬する。

・あまりの温かさに涙が出た。自分も手話を覚えようかな。

さまざまな『壁』を取り壊すには、より多くの人の相互理解が必要。そして、お互いを知るにはコミュニケーションが大切です。

失敗を恐れず、歩み寄ろうとする母親の姿は、漫画を通して多くの人の心を突き動かしました。

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[文・構成/grape編集部]

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出典
@arimama_umauma

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