『一生のうちに見ておきたいもの』 それは写真や映像で知っていることをはるかに超える
公開: 更新:
大倉忠義「何かが間違っている」 飲食店に嘆きコメント、同情の声アイドルグループ『SUPER EIGHT(スーパーエイト)』の大倉忠義さんが、2024年11月15日にXを更新。焼き鳥店に行きづらい、嘆きの投稿に同情の声が集まりました。
切り干し大根で4品作る! 豊富なレパートリーに、なるほど!ギャル曽根が教える切り干し大根のアレンジレシピ。パスタの代わりにするナポリタンとは?
- 出典
- 宇宙天気予報
吉元由美の『ひと・もの・こと』
作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。
たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。
一生のうち見たい三つのもの
「一生のうちに是非見ておきたいものが三つある」
と、写真家の友人のブログに書いてありました。野生のクジラ、青い氷河、そしてオーロラ。見たことのないものを見てみたい。
その場に立たないと感じられないことがある。それは写真や映像で知っていることをはるかに超えるでしょう。
30数年前、杏里のレコーディングで1ヶ月ハワイに滞在しました。テラスに波が打ちつけるようなバケーションハウスで、曲のアレンジ、作詞などの作業を行なっていました。
あるとき仕事の合間にテラスでぼーっと海を眺めていると、岸からそれほど離れていない海面から突然大きな黒いものが飛び出しました。
それがザトウクジラだとわかるまでに数秒、衝撃でした。そのインパクトは私の自然観を変え、価値観を大きく変えたのです。神様に出会ってしまったような。
地球上のすべての命あるものはつながっている、そんな確信を持てたのです。
青い氷河も見てみたい、純度の高い水だからこそ青く見える光の不思議。それは宇宙の不思議です。
アルゼンチン南部、パタゴニアのペリト・モリノ氷河の青、間近で見たらどんな感慨を覚えるのか。想像するだけで胸が高鳴ります。
オーロラは長年の憧れでした。20代の頃星野道夫さんのエッセイを読み、いつか必ず見に行こうと思っていました。
これまでに2回、行けるチャンスがあったのですが都合がつかず。未だ、見られずにいます。
ここ最近、日本の各地から、オーロラを観測したというニュースが飛び交っています。大規模な太陽フレアの影響で、巨大は磁気嵐が起こり、緯度の低い地域でもオーロラ現象が起きています。
新潟や愛知でも観測できたというのは驚きます。大規模太陽フレアの影響は長くは続かないので、もしも見ることができたらラッキーなことです。
オーロラのニュースで賑わう一方、太陽フレアが地球にどのような影響を及ぼすかということはあまり報道されていません。
電波や可視光、紫外線、X線などの電磁波のほかに、放射線被ばくの原因となる太陽放射線が放出されることがあるそうです。
通信衛星やGPSなどに支障が可能性がありますが、今回の規模では人体に影響はない、とされているようです。でも、強い紫外線対策としてサングラスはかけていた方が良さそうですね。
オーロラについて検索していましたら、国立研究開発法人情報通信研究機構が運営する『宇宙天気予報』というサイトがありました。かなり詳しく太陽の活動についての情報が掲載されています。
『宇宙天気予報』
宇宙は生きているということを実感できます。
青い氷河とオーロラ、ぜひ見にいきたい。感動は、生きていくエネルギーですから!
いのちを紡ぐ言葉たち かけがえのないこの世界で
Amazon楽天市場Yahoo
※記事中の写真はすべてイメージ
作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー
[文・構成/吉元由美]
吉元由美
作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。
⇒ 吉元由美オフィシャルサイト
⇒ 吉元由美Facebookページ
⇒ 単行本「大人の結婚」