よく見るこの植物、実は…? 厚生労働省の注意喚起に「広まるべき」「怖すぎる」
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ポツンと置かれた数枚の『紙袋』 その使い道に…「これは天才」「めちゃくちゃありがたい」新年が明けた同月上旬、東京都武蔵野市にあるショッピングモール『コピス吉祥寺』を訪れた、よしだけいすけ(@ruiji_31)。 施設内で見つけた『あるサービス』を発見し、Xに投稿すると、12万件以上の『いいね』が寄せられ、多くの注目を集めました。
消防局「法律で禁止されています」 注意喚起に「気を付けます」もしも、火災が発生した場合、頼みの綱となるのが、消防局です。消火する際には、消火栓や防火水槽の水が使用されるのですが、普段、どこにあるか意識していますか。
華やかな見た目で心に癒しを与えてくれるだけでなく、食材や薬としても古くから重宝されてきた植物。
食材調達の手段として、自宅で栽培をするほか、山菜の採取を趣味としている人は少なくないといいます。
…しかし、正しい知識を蓄えておかなければ、大変な事態に発展する可能性があることを忘れてはいけません。
厚生労働省が『有毒植物』の誤食に注意喚起
2024年5月、厚生労働省はXアカウントなどを通して、有毒植物の誤食について注意喚起を行いました。
同年4月、北海道札幌市にて、誤食による複数名の死亡事例が報告されたのは、イヌサフラン。
秋になると美しい花を咲かせる多年生の園芸植物ですが、葉や花、球根など全体に強い毒があり、少量を口にしただけで食中毒を起こします。
イヌサフランの花
秋に花が咲いた状態だと、誤食の可能性は低いでしょう。しかし、春から夏先に姿を現す葉はギョウジャニンニクにそっくりなほか、球根はジャガイモやタマネギに似ています。
植物全体にコルヒチンという猛毒が含まれているため、口にしてしまうと、嘔吐や下痢、呼吸困難などの症状に襲われるだけでなく、最悪の場合は命を落とす恐れも。
厚生労働省や全国の自治体は、ウェブサイトなどを通して『食用植物と間違えやすい観賞用植物』として注意を呼びかけていますが、被害報告は絶えません。
イヌサフランの葉
有毒植物による食中毒を防ぐには、他人からもらった食材や山菜は絶対に口にしないという心構えが重要。
万が一、食事後に体調が悪くなった場合は、速やかに医療機関を受診してください。
[文・構成/grape編集部]