キュウリに強い苦みを感じたら食べないで 各自治体が注意呼びかけ
公開: 更新:

※写真はイメージ

砂糖と牛乳を…? 娘の心をつかんだ『サツマイモおやつ』の作り方忙しい日でも「ちょっとしたおやつを作りたいな」と思う瞬間がありますよね。 そんな時におすすめなのが、サツマイモ1本と家にある調味料で作れる『塩キャラメルのサツマイモ』。 砂糖のやさしい甘さにバターのコク、少しの塩が加わっ...

ダイソーのアイテムを刺して…? キャベツを7日間、観察した結果が…ダイソーの110円アイテム「野菜フレッシュキーパー」を実際に使って、キャベツの鮮度がどれだけ長持ちするかを検証。買いだめ派や野菜の鮮度切れに悩む人に向けて、そのリアルな効果と使い方をご紹介。
- 出典
- 和歌山県






キュウリやカボチャ、ズッキーニ、メロンといった、身近なウリ科の野菜や果物。
スーパーマーケットなどで気軽に購入できるため、よく食べる人は多いでしょう。
そんなウリ科の野菜に、ある危険が潜んでいることをご存知でしょうか。
キュウリやカボチャ、強い苦味があったら食べないで
ウリ科の植物…特に『観賞用』として出回っているものには、苦味成分の『ククルビタシン類』が含まれています。
これを多量に摂取すると、腹痛や下痢などの症状が出る、食中毒を起こす可能性があるそうです。
食用のウリ科野菜や果物などについては、品種改良によって苦味成分はほとんど含まれなくなっているとのこと。
しかし、ごくまれにククルビタシン類を含む株が発生することがあるため、各自治体が注意喚起をしています。
和歌山県のウェブサイトでは、ウリ科の植物を食べる際、以下のポイントに注意するよう呼びかけていました。
ウリ科の野菜や果物を食べる時には、調理前に必ず味見をし、強すぎるほどの苦みを感じたら、食べないようにしましょう。
ちなみに、ウリ科であるゴーヤの苦味成分は、ククルビタシン類ではなくモモルジシン(モモルデシン)であるため、食中毒を起こす力はないとのことです。
もしキュウリなどを食べて強い苦みを感じても、身近な野菜だからこそ「大丈夫だろう」と食べてしまうことがあるかもしれません。
出会う機会はあまりないかもしれませんが「苦みの強いウリ科の植物には注意が必要」と、頭の片隅に置いておきましょう。
[文・構成/grape編集部]