チキンラーメンに付着した白い何か 正体に「知らなかった!」
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- 出典
- 日清食品グループ
『チキンラーメン』はお湯をかけるだけで簡単においしく作れるため、常備している人も多いでしょう。
しかし、パッケージから取り出した時に白いものが付いていたら、心配になってしまいます。
この『白いもの』は何なのでしょうか。また、品質に問題はないのでしょうか。
チキンラーメンに付着している白い油脂の正体
簡単に作れておいしい『チキンラーメン』は、世界初のインスタントラーメンとしても知られています。麺自体に味が付いておりお湯を注ぐだけで食べられるため、キャンプやBBQなどアウトドアにも便利です。
卵や野菜を加えたり、あえてそのままの状態から砕いてサラダのトッピングとして使ったりとアレンジしやすいのも魅力。さまざまなアレンジレシピを楽しんでいる人も多いようです。
そんな魅力たっぷりのチキンラーメンですが、白い油脂のようなものが麺の表面に付着していることがあります。その正体が分からないと、食べてもいいのか不安になりますよね。
チキンラーメンを販売している食品加工会社『日清食品』の公式サイトでは、白い油脂の正体について以下のように解説しています。
パーム油について解説
麺に付いている白い油脂は、『パーム油』ということが分かりました。
パーム油はインドネシアとマレーシアが主要生産国で、『アブラヤシ』の実を搾って作られています。
世界で最も使用されている植物油で、スーパーで販売されている商品の約半分に使われており、パンやスナック菓子、インスタント麺などの加工食品に多く含まれています。
これだけ多くの食品に使われているのに『パーム油』という名前を聞いたことがない人も多いのではないでしょうか。これは、パーム油に由来する原材料は、商品の原料表示に別の名称で記述されることが多いためです。
例えば、『植物油脂』『植物油』『ショートニング』『マーガリン』『乳化剤』といった名称で記述されています。
チキンラーメンの原料表示を見ても『パーム油』という表記はありませんが、『植物油脂』という表記は確認できます。
チキンラーメンにまれに付いている白い油脂の正体について解説しました。白い油脂の正体は『パーム油』で品質に問題はありません。安心して食べられるので、おいしく召し上がってください。
[文・構成/grape編集部]