「このくぼみ何?」 シーチキンの製造工程に「おもしろい」「だからか」
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水筒に絶対入れないで 企業の呼び掛けに「ダメだったのか…」「これはやりかねない」2025年5月1日、キッチン道具を製造、販売する和平フレイズ株式会社がXアカウント(@waheifreiz)を更新。『水筒に入れてはいけないもの』について、注意を呼びかけました。

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- 出典
- はごろもフーズ
シーチキンの缶詰を開けた時、中にくぼみができていることがあります。「まさか不良品?」「食べられる?」と心配になるかもしれません。
くぼみができる理由と安全性について、企業が回答していました。
シーチキンの中心にくぼみができる理由
フタを開けた時の中のくぼみについて、シーチキンの製造・販売元である『はごろもフーズ』では、以下のように回答しています。
中心にくぼみができる理由は製造工程にあるとのこと。さらに品質に問題ないという点まで回答されているのであれば、安心して食べられますね。
シーチキンの製造工程とは
普段なにげなく食べているシーチキン。その製造工程について考えたことがありますか。フタを開けた時のくぼみが気になったのなら、その原因である製造工程についても興味を持った人が多いかもしれません。
シーチキンの製造は、まず、原料であるマグロやカツオ、ブリなどの冷凍魚を解凍するところから始まります。解凍したら水洗いをして、頭や内臓を取り除くそうです。魚特有の生臭さが取り除かれる工程ですね。
そこから高温で数時間蒸してから、皮やヒレを取り除き、缶に詰める身を選定します。いつも一定のおいしさはこの工程があるからこそでしょう。
缶に身を詰めたら、調味液を入れてフタをします。このフタをする時には『巻き締め』と呼ばれる、缶を回転させる方法で行われるのですが、ここでかかる遠心力がシーチキンの中身にくぼみができる理由です。
ここからさらに高温で数十分殺菌が行われた後、抜き取り検査をして品質を確認し、ようやく出荷になるのだそう。ここまでしっかりした工程なら、これからも安心してシーチキンが食べられますね。
手頃な価格で料理のバリエーションも多いシーチキン。あのくぼみは企業努力のたまものでもあり、信頼性の証明でもあるといえそうです。これからも安心しておいしくいただきましょう。
[文・構成/grape編集部]