ごはんの保存、保温と冷凍のどちらがお得? 電気代を比較した結果に「なるほど!」
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炊飯器で炊いたごはんを、すぐに食べ切れない時の保存方法に悩んだことはありませんか。
選択肢は『そのまま炊飯器で保温』するか『冷凍する』のどちらかですが、いずれの方法にもメリット・デメリットがあります。
それぞれの保存方法の特徴を知り、都度判断するのがおすすめです。
デジタル家電専門店ノジマ(nojima.official)のInstagramでは、炊飯器での保温と冷凍保存とのどちらが節約できるか、比較検証しています。
ごはんの『保温』『冷凍保存』はどちらが節約できる?
ノジマがInstagramで比較しているのは、炊飯器で炊いたごはんをそのまま保温した場合と、冷凍保存して食べる時に解凍した場合の電気代です。
まずは保温の場合。投稿では、1時間の保温消費電力が20.9Whの炊飯器を例に挙げて紹介しています。
1kWhあたりの電気料金の目安単価を31円とすると、1時間あたりの電気代は約0.65円です。
一方冷凍した場合、食べるために電子レンジによる解凍作業が必要になります。消費電力1千200Wの電子レンジで3分間加熱し解凍すると、1回あたりの電気代は約1.86円です。
ノジマはこの2つの方法を比較した結果、「3時間以内に食べるのであれば炊飯器で保温、それ以上になる場合は冷凍したほうが金銭面でのメリットが大きい」と結論付けています。
紹介されている数字はあくまでも目安
『3時間』が保温・冷凍保存のどちらがお得かを決める分かれ目と書きましたが、あくまで目安にすぎません。
炊飯器と電子レンジの消費電力は、使用している機種ごとに異なるため、実際は自宅で使っている家電製品によって状況が変わってきます。
自宅の家電製品を使った場合の電気代を詳しく知りたければ、まずは家電製品の消費電力を確認してみてください。
後は『家電製品の消費電力(kWh)×1kWhあたりの電気料金』の計算式を使えば、1時間あたりの電気代を求められます。
一度計算して把握しておくと、ごはんを保存するたびに頭を悩ませる必要がありません。
電気代の節約も叶えながらごはんを保存したい場合は、どれだけの時間で炊飯器の中のごはんを食べ切るかによります。
自宅で使っている家電製品の消費電力を調べて、保存1時間あたりの電気代を計算してみましょう。
[文・構成/grape編集部]