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「普段捨てているものが…」 ペットボトルのキャップが、自分の手でこんな形に!

By - 芳雪  公開:  更新:

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2024年11月現在、およそ12万人のフォロワーがいるCAP AKIRA TOKYOさん。

ワークショップの参加者は、教員や幼稚園教諭、障がい者施設で働いていて「バザーに出すものを作るために」と体験しに来る人もいるそうです。

CAP AKIRA TOKYOさんがキャップと出会い、ワークショップを開くようになったきっかけを聞いてみました。

CAP AKIRA TOKYOさん

SDGs系の社会人インターンをやっていて、そこのクリーン活動を運営していました。それがきっかけで、キャップにさまざまな色があることを知ったんです。

もともと、1人でハンドメイドをやるよりも、いろんな人と話しながら作るのが好きだったので、ワークショップを始めました。

CAP AKIRA TOKYOさんの写真

今では、しおり、アクセサリー、お皿などキャップから作れるものが増え、40種類ほどのアレンジがあるといいます。

CAP AKIRA TOKYOさん

自分のアイディア次第で、いろんなものに生まれ変わる。捨てられるモノに新たな命を吹き込んで、また違うものになるのがワクワクします。

Instagramを始めていろんな人に知ってもらう中で、アイディアが広がっていったのが楽しかったです。

キャップにはたくさん色があり、キャップマニアでもある、CAP AKIRA TOKYOさんが好きなカラーは『やかんの麦茶』の水色だといいます。

ちなみに、キャップを溶かしやすい初心者向けのペットボトルは、『爽健美茶』『やかんの麦茶』『クリスタルガイザー』『エビアン』なのだとか。

これから始める人は、これらのペットボトルから挑戦してみてくださいね。

一方、ホット飲料に使われているキャップや、炭酸の飲み物のキャップは頑丈にできているので溶けにくいといいます。

ペットボトルのキャップを使う利点を、CAP AKIRA TOKYOさんはこのように語っていました。

CAP AKIRA TOKYOさん

身近なことですね。どこかに調達しに行かないといけないわけではない。

そこがやりやすいので、Instagramでいろんな人に見てもらえるようになったんだと思います。

身近なことこそが、ペットボトルのキャップの強いところ。

CAP AKIRA TOKYOさんの写真

CAP AKIRA TOKYOさんがキャップを集め出したのは、3年前だといいます。

そこから、いろんな人がキャップ集めに協力してくれているのだそうです。

CAP AKIRA TOKYOさん

最初は、少ない色でやっていたんですけど、さまざまな色があるのがすごく面白くて。

でも、私は水筒を使っているので、ペットボトル飲料をあまり飲まないんですよ(笑)。だから、ほとんど友人やフォロワーからもらっています。

CAP AKIRA TOKYOさんの写真

本来なら捨てられてしまうものに、新たな価値を見出すアップサイクル。

ペットボトルのキャップも、本来ならゴミとなりますが、CAP AKIRA TOKYOさんの手にかかれば、取っておきたくなるアクセサリーやブックマーカーに生まれ変わります。

そんなアップサイクルで人気のCAP AKIRA TOKYOさんに、『アップサイクルだからこそできること』について聞きました。

CAP AKIRA TOKYOさん

一番の魅力は、ゴミが出ないこと。0から1を作るというより、もともとあるものから何かを作り出すのがいいですよね。さらに、それをどんどんいろんなものに発展させていけるのがポイントです。

以前、物作りしてた時に、作品以外に不要な部分が出てくるのが気になっていました。作るのは楽しいんですけどね…。

CAP AKIRA TOKYOさん

でも、アップサイクルだったらもともと捨てられるものだから、変な罪悪感がないのが大きいです。

「基本、どんなものでもリサイクルできます」と話す、CAP AKIRA TOKYOさん。

CAP AKIRA TOKYOさんの写真

そんなCAP AKIRA TOKYOさんが描く、未来とは…。

CAP AKIRA TOKYOさん

環境保全活動のインターンシップに入った時に、結構『やらなきゃいけない』みたいなムードをすごく強く感じて…。

取り組みに対する義務感や、敷居の高さがあったので、その時に、楽しい・面白いといったほうが、「行動につながるのではないか」と思いました。

CAP AKIRA TOKYOさん

楽しかったり、面白かったりするのが、人が動くエネルギーとなると思うので、「アップサイクルで楽しく、面白くしたいという思いが一番強いです。

CAP AKIRA TOKYOさんは「アップサイクルが、楽しくて面白いということを一番伝えたい」と語っていました。

実際に、ワークショップを訪れた人も「楽しい」と口にしており、CAP AKIRA TOKYOさんの伝えたいことが届いたのでしょう。

CAP AKIRA TOKYOさんの写真

最後にCAP AKIRA TOKYOさんにとって、SDGsはどのようなものかを聞いてみることに。

CAP AKIRA TOKYOさん

最初は、これから続く地球のためにやろうと思っていたのですが、やっていくにつれて、新しいものを買って豊かさを感じるよりか、今あるものの見方を変えて楽しみを見出す…みたいなことに気付かせてもらいました。

「やらなきゃ!」というように、視野が狭くなっちゃうと、すごくもったいないから、楽しくできて地球のためになるのが、ベストだと思っています。

CAP AKIRA TOKYOさん

SDGsは、目標があって、それをみんなで達成していこうっていう考えですよね。

じゃあ、そのためにはどうやったら物を増やすということではなく、違うやり方で今の生活を豊かに楽しくできるかを考える。SDGsは、見直したり、楽しみを見つけたりする、1つのきっかけになると思っています。

そんな、CAP AKIRA TOKYOさんの想いを受けて、実際に社内でペットボトルキャップのアップサイクル体験をしてみました。

初めは、参加者が数人だったものの、参加者の楽しそうな声を聞いて社員たちが集まり、最終的には多くの人がアップサイクルを体験することに!

社員たちはどのように感じたのでしょうか。

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