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「普段捨てているものが…」 ペットボトルのキャップが、自分の手でこんな形に!

By - 芳雪  公開:  更新:

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CAP AKIRA TOKYOさんのワークショップの写真

「友人が私に会うと、必ずキャップをくれます」

一瞬「ん?なんで?」と思うような動画が、2024年11月現在、Instagramで1500万回以上再生されて注目を集めています。

動画を投稿したのは、キャップアーティストのCAP AKIRA TOKYOさん。ペットボトルのキャップに魅了され3年、友人からは『ペットボトルキャラ』が定着したといいます。

CAP AKIRA TOKYOさんの写真

CAP AKIRA TOKYOさんは、Instagramでアクセサリー作りなどの動画を投稿。

ペットボトルと何が関係しているのかというと、実はペットボトルのキャップでアクセサリーなどを作っているのです。

毎月おこなわれるワークショップは、即満員。話題のワークショップが気になったため、お邪魔してきました。

CAP AKIRA TOKYOさんのワークショップの写真

筆者が訪れたのは、11月上旬に東京都目黒区にあるダイニングバー『GEN nakameguro』でおこなわれた、ワークショップ。

参加者は、小学生の子供を含めた8人で、満席での開催でした。

「Instagramで見た」「実際にやったけどうまくできなかったから」「子供と作りたいから」などと、参加の理由はさまざま。

遠方から来る人も多く、人気の高さがうかがえます。

今回のワークショップでは、実際にいくつか好きな色のキャップの破片を選んで、熱で溶かし、アクセサリーやチャームなど好きなものが作れるとのこと。

まずは、30種類以上あるキャップの破片から好きな色を選びます。この日、用意されたキャップの種類は30種類ほどでしたが、実際は50種類ほどあるのだとか。

CAP AKIRA TOKYOさんのワークショップの写真

同じ青系でも、さまざまな種類があります。

CAP AKIRA TOKYOさんのワークショップの写真

こちらの半透明のものは、『高千穂牧場 カフェ・オ・レ』のキャップ。

本当にキャップには、さまざまな色と種類があることに気付かされますね。

CAP AKIRA TOKYOさんのワークショップの写真

クッキングシートの上に、刻んだキャップをのせて、好きな色を混ぜたら、200℃のアイロンで、キャップを溶かします。

CAP AKIRA TOKYOさんによると、200℃でないとキャップが溶けないのだとか。

CAP AKIRA TOKYOさんのワークショップの写真

キャップ同士が溶けてくっつき、色が混ざるととてもきれいな仕上がりに。

さらに、ここから力を加えて、薄く伸ばしていきます。CAP AKIRA TOKYOさんは、1㎜以下にしているといいますが、この作業が想像以上の力作業。

多くの参加者たちが、なかなか薄くできずに苦戦していました。

CAP AKIRA TOKYOさんのワークショップの写真

アイロンで伸ばした後は、100円ショップなどに売っている板で上から押さえて、反らないように形を整えておくのがポイント。

CAP AKIRA TOKYOさんのワークショップの写真

冷めたら、好きな形を描いてハサミで切っていきます。

CAP AKIRA TOKYOさんのワークショップの写真
CAP AKIRA TOKYOさんのワークショップの写真

最後に、金具を付けたら完成です。

人によって形も、選ぶ色もバラバラで、同じものは二度と作ることができない唯一の作品ができ上がります。

裏と表でも柄の出方が異なるので、どこを切り抜くか悩む参加者が多くいました。

CAP AKIRA TOKYOさんのワークショップの写真

小学生の子供でも、作ることができますよ。

参加者たちは「楽しかった!」と話しており、薄く伸ばしたものを自宅に持ち帰って、ほかのものを作るという人もいました。

CAP AKIRA TOKYOさんのワークショップの写真

なぜ、ペットボトルのキャップでアクセサリーなどを作るようになったのでしょうか。

CAP AKIRA TOKYOさんいわく、環境保全活動をしていた時の、ある考え方がきっかけだったようです。

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