「若い方々にゆずらなければ」歌丸師匠 笑点50周年番組で思いを語る
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2016年5月15日、人気番組『笑点』が50周年を迎えました。
50年前はビートルズが来日した年、そしてウルトラマンの放送が始まった年でもあります。
オープニングではメンバーが全員黒い着物を揃え、50周年の記念口上を行いました。
その後は特別企画。第一回から出演している桂歌丸師匠、当時の写真が公開され場内にはどよめきが起こります。
その後は歌丸師匠のかぶり物の歴史を紹介、かぶり物が一番似合うのもやっぱり歌丸師匠でした(笑)
現在残る一番古い笑点の映像の中では、花魁姿も公開。歌丸師匠と林家木久扇師匠の花魁姿、すごい迫力です!先代円楽師匠も『栄養失調でしょ』とさすがのツッコミ!
仲間由紀恵さんも登場した大喜利の最後に、歌丸師匠が語りだしました。
ここで皆さんにちょっとお話がございます。
実は私、桂歌丸。来週の放送を最後に大喜利の司会を止めさせていただきたいと思っております。
突然の発表にどよめく会場。メンバーは事前に聞いていたようで、静かな表情でその様子を見守ります。
若い方々にゆずらなければ長続きはしないと思っておりますので。
50年間いろんなことがございました。最後の大喜利、生放送を一生懸命努めさせていただきます。宜しくどうぞお願いをいたします。
会場からは拍手が。三遊亭円楽師匠は目をシパシパとさせています。
そういったところでお時間のようです。
また来週おめにかかりますしょう。ありがとうございました。
すると、突然裏側から「まだ、できるぞー!」との声が会場に響きます。
その声に、歌丸師匠は直前に使用した大喜利の回答札を使いつつ、
No!
と答え、ちょっと湿っぽくなった会場を笑いで包みます。
自身の事で、お客さん達が暗い気持ちで帰る事のないよう、歌丸師匠の優しい気遣いだったようです。
来週5月22日17時30分からの生放送で、最後を迎える歌丸師匠の司会姿。寂しいですが、最後までしっかり記憶に焼き付けたいと思います!
出典:(C)ORICON NewS inc.