意外と知らない『排水トラップ』の仕組み 重要性に「勉強になりました」
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※写真はイメージ
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- 出典
- パナソニック
私たちの生活を支える『縁の下の力持ち』は家中にあふれています。
その中でもあまり知られていないのが『排水トラップ』です。
排水トラップは、水回りのトラブルを防ぐ非常に重要な役割を果たします。
「聞いたことはあるけれど、何のために設置されているのか分からない」という人もいるでしょう。
『Panasonic(以下、パナソニック)』のウェブサイトでは、排水トラップの仕組みを紹介しています。私たちの生活にどのように関わっているのか確認しておきましょう。
排水トラップは『水道管の中にある水がたまる部分』のこと
※写真はイメージ
『パナソニック』の公式ウェブサイトでは、排水トラップの概要と役割を次のように解説しています。
排水トラップの形状は設置される場所によって異なるものの、ほぼすべての排水部に設置されているでしょう。
下水ガスのほか、悪臭や害虫が排水管から屋内に入ってくるのを防ぐ大切なものだということが分かりました。
排水口から悪臭がする理由
排水トラップがきちんと機能していれば、下水道から上がってきた臭いに悩まされることはほとんどありません。
それにもかかわらず嫌な臭いがする時は、排水トラップに何らかの異常が発生している可能性があります。
考えられる原因の1つに『封水切れ』があります。
封水とはトラップ内の水のことです。封水がなくなったり水をためる部分が破損していたりすると、封水トラップが機能を果たさなくなります。
排水口から嫌な臭いがする時は、封水がなくなっている可能性を加味して、しばらく水を流し続けてみましょう。
また、排水トラップ自体が汚れていると、封水がなくなる原因にもなります。さらに、排水管の詰まりを引き起こす場合もあるので、小まめに掃除をしましょう。
特にキッチンの排水トラップは食べカスや油汚れが付きやすく、定期的な掃除が必要です。
掃除方法は排水トラップの種類によって異なるので、取り扱い説明書や公式ウェブサイトで確認してから行うのをおすすめします。
水を流したり、掃除をしたりしても排水口から悪臭がする場合は、ほかの原因が隠れているかもしれません。
自分の力で無理になんとかしようとせず、専門業者に修理を依頼しましょう。
[文・構成/grape編集部]