まさに奇跡 同じ職場で働いていた同僚が36年前に生き別れた娘だった
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出典:Vimeo

獣医を目指す小4娘が、取り組んだ自由研究 動物愛を感じるテーマに「花丸をあげたい!」小・中学生にとって、夏休みの醍醐味といえば、自由研究が挙げられるでしょう。自由研究と聞くと、学校に通っていた当時の記憶が蘇る人も多いはずです。小学4年生の娘さんを育てる、@aroma_chloveさんが、我が子が完成させたという夏休みの自由研究をXで公開したところ、大きな反響を呼んでいます。

自由研究で『お母さんの一日』を調べた長男 最後に書いた感想を読むと…【泣ける】夏休みの自由研究といえば、工作や実験、観察日記などを思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、sym.n.41さんが育てる、小学6年生の長男が選んだテーマは、一風変わったものだったといいます。Threadsで投稿された写真を見て、そのテーマが何であるのかを確かめてみましょう。
アメリカに住むウェンディさん。彼女は19歳だった1979年に望まない妊娠をしました。そして生まれた女の子にとってどうすることが良いのかを考えた結果、赤ちゃんを養子に出すことに決めたのです。
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ヘザーと名づけられた女の子は、優しい里親に育てられて幸せに成長。現在は結婚して、自らも女の子の母親となりました。
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一方、ウェンディさんも後に二人の子どもを授かり、現在は三人の孫がいるおばあちゃんとして幸せに暮らしています。
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奇跡の再会を果たした母と娘
2014年、ウェンディさんの妹が養子縁組をサポートする会社で働き始めました。それをきっかけに彼女は、19歳の時に分かれたヘザーさんの行方を探し始めます。実はウェンディさんはいつかヘザーさんと再会したいという希望をずっと持ち続けていたのです。
そして調べていった結果、驚くべき事実が明らかになりました。なんとヘザーさんとウェンディさんは10年以上前に同じ職場で働いていたのです。
血のつながった親子だということなど知らず、同僚として過ごしていたウェンディさんとヘザーさん。二人は36年ぶりに”母と娘として”再会を果たしました。その感動の瞬間の映像がこちらです。
しっかり抱き合ったまま感極まって言葉にならない様子のウェンディさんとヘザーさん。言葉にしなくても二人の笑顔は大きな喜びが伝わってきます。
生まれてすぐに別れなくてはならなかった娘にいつか会いたい。まさにそんなウェンディさんの思いが生んだ奇跡といえるのではないでしょうか。本当に良かったですね。